若い方でカラーコンタクトレンズをオシャレとして、装用している方がたくさんいらっしゃいます。

 我々眼科医は、カラーコンタクトレンズ(CCL)は絶対反対です。なぜなら、通常のソフトコンタクトレンズ(SCL)使用時の角膜内酸素濃度が富士山頂の酸素濃度に対して、CCL使用時はエベレスト山頂の酸素濃度と同じなのです。いかに、CCLが目に悪いというのが、理解されていません。

 本来、CLは高度医療の範疇に入り、眼科医の指示がないと買えないはずですが、実際には、ネットで玩具として売られています。しかも、視力矯正というより、ファッションとして目の色や大きさを変えるために装用しているため、不特定多数のひとが、同じCCLを使いまわししているようです。

 通常のSCL,HCLは曲がりなりにも、眼科医のチエックを受けていますが、CCLは95%以上の方が一度も医師のチエックを受けずに、装用しています。

 調子が悪くなると眼科に来院しますが、50%以上はCCL使用のことを、話さず、その後の加療も続きません。CCL装用のため、悪化したことを説明し、止めるように説明するのですが、そうすると、次からは来院しません。

 コンタクトレンズを扱っている施設の先生は、CCLの中でも少しでもいいと思われるCCLを勧めているといわれる先生もいらっしゃいますが、少しずつ、塗料が溶け出たり、レンズの磨きが不十分だったりと、良いことは1つもありません。年間どれぐらいの人が重症の角膜障害を起こしていることを、理解しているのでしょうか?

お願いですから、CCLだけはお止め下さい。