Mix and Matchとは屈折型と回折型の組み合わせで、以前は回折型が加入度数が+4D,,屈折型+2.5Dであったため、+4Dは30cmにピントが合い、+2.5Dは50cmにピントが合うため、両眼+4Dだと、50cm~70cmがみにくくなるため、中間も見えるように、優位眼を+4D、非優位眼を+2.5Dにしていました。ほとんどの方は、とても具合がよいのですが、何となく見え方が左右が違うことに違和感があるかたもいらっしゃいます。
最近は回折型の多焦点で加入度数が+1.5D,+2.5D,+2.75D.+3D,+3.25D,+4Dといろいろな加入度数があるため、同じ回折型のIOLで、加入度数を左右で変えるのがCustom matchです。Mix and と比較すると、違和感が少ないです。
遠くの見え方はともに同じで、近くだけ+4Dの目が30cmがよく見えて、+2.75Dのほうが50cmがよく見えますので、30Cmから70cっまで0.7以上の視力になります。遠くも中間もよく見えますので、とても良いです。ただ、神経質な人、あるいは近くの非常に細かいものを見る人には+4D両眼の方がよいです。
これらのことは、カウンセリングや術前検査で十分に話しておかないと、右と左で見え方が違うと訴える人がいらっしゃいますので、十分な説明ができない施設では、+3.25Dを両眼に入れるのが無難です。これであれば、片目では30cmは視力0.7~0.8でdすが、両眼でみれば、視力1.0が期待できます。もちろん、残余乱視や屈折度数のずれがあると、思うような視力がでませんので、度数ずれにはLASIKやPRKによるタッチアップが必要です。