硝子体融解あるいは、硝子体混濁がある場合、患者さまが見にくい何とかしてほしいと言われても、方法論としては硝子体手術で、濁りや硝子体混濁物を取り除くしか方法はありませんでした。しかし、視力が1.0でていて、浮遊物が視軸上に来た時だけ、見にくいという状態では硝子体手術をやるにはリスクが大きすぎます。硝子体を部分的に切除した場合、残った硝子体が網膜を牽引して、網膜裂孔を引き起こす危険がありますし、硝子体手術自体の合併症も考えねばなりません。
このたび、ellex社のultraQreflex(multi-modality YAG laser)を購入いたしました。これにより、前眼部の後発白内障手術、laser iridotomy以外に、水晶体のcapsulotomyおよび硝子体の牽引や混濁をNd:YAG laserにて硝子体切除を行うことができるようになりました。この方法は現在、アメリカでかなり行われているレーザー治療ですが、日本ではほとんど行われていません。もちろん、保険適応はありませんので、自費診療になりますが、5月中旬以降開始いたします。
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