ある講演会を聞いて、いい話だと思いましたので、紹介いたします。
1本の草
雲仙普賢岳の爆発からかなりの年月が経った後、お年を召した人が変な歩き方をしていました。見ていると、草を踏まないように歩いていたのです。なぜ、そんなことをするのかと聞くと、火山の爆発の後mここはがれきになりました。雨が降ると、すぐに土砂崩れがおきます。でも、草が生えると、草の根がそれを食い止めます。そう思うと、1本1本の草がありがたくて、踏むことができなくなりました。
アリの洪水
阪神大震災の後、ある地震科学者がいかに自分は無力なんだと嘆いていました。ある日、バケツの水を何気なく外にまいたら、アリの穴に入り、アリたちは洪水だと思い、慌てふためき必死に、逃げようとしていました。
それを見て、その科学者は、私は、知らない間に、アリたちに自然災害ではない、故意の被害を及ぼしていた。これがめぐりめぐり、自分たちの気持ちをわからない力に影響を受けているのだと思い知り、それかr、自分がすることが、他者に迷惑をかけていないか、アリに洪水をおこしていないかを考えるようになったということです。
人も自然の中で生かされている
1本の草やアリが自分たちを助けてくれる生き物かもしれない。
自分たち人間は、自分のことばかり考えて、自然や、ほかの生き物のことを考えていなかった。自分が、少しでも自然の営みを考えて行動すれば、いつか、自然から、ほかの生き物から助けてもらえることもあるかもしれない。
講演者
講演の枕の話でした。講演者は映画監督・大林宣彦さんでした。話はそれから、映画の話に入っていきました。