目が痛いと言っても様々なものがあります。

宝石緑角膜表面の痛み

 角膜には三叉神経という知覚神経がありますので、三叉神経の断端である角膜上皮に障害があると痛みを感じます。

 これは、角膜びらん(角膜の表面の傷)、角膜潰瘍(細菌やウイルス、免疫反応で角膜実質まで欠損が及ぶ)などの痛みはどちらかというと刺すような痛みです。コンタクトレンズでできた、小さな傷は翌日には上皮が再生して治ります。潰瘍は少し時間がかかり、角膜が混濁して治癒します。

問題になるのが重い痛みです。眼圧が高くて傷むなど、表面的なものでない場合が原因がわかるかどうかが問題です。

 ドライアイにより角膜表面が乾くことにより、痛みを感じることもあります。

宝石緑眼圧上昇による痛み

 眼圧は通常20mmHg以下が正常ですが、21mm以上あっても痛くありません。30mmHgを越えると痛みを感じるぐらいです。ですから、徐々に眼圧が上昇する開放隅角緑内障は痛みがないので困ります。

 ところが急性の閉塞隅角緑内障は、突然の激しい痛みに襲われ、充血、かすみなどの症状がおきます。激痛になる為、時々激しい頭痛と間違えられ、くも膜下出血と誤診されて、脳外科へ搬送されることもまれにあります。眼痛と頭痛の区別は難しいものです。眼科では、眼さえ見れば、わかります。

宝石緑眼内の炎症による痛み

 ぶどう膜炎、虹彩炎などの痛みも激しい痛みではなく重い痛みとして自覚します。これは、炎症が関係しますので、いかに炎症を抑えるかがポイントになります。