48時間以内に処理しないといけない疾患
突然、見えなくなった場合、すぐに眼科を受診してください。
何故なら、疾患にっては48時間以内に処理しないと助からない網膜中心動脈閉塞症があります。これは、心房細動があって、抗凝固剤を飲んでいる場合など、血液の凝固塊が目の動脈に飛んできて、見えなくなります。あるいは、骨折によって血液中に入った脂肪塞栓が飛んできたり、糖尿病や動脈硬化が原因で、血管が細くなっているところに、栓子になるようなものが飛んできて詰まる場合があります。
治療としては、プロスタグランディン阻害剤の点滴による動脈血管の拡張、前房穿刺、マッサージ、もし可能であれば、高圧酸素療法で2気圧で100%の酸素を吸うことも効果がありますが、大型の高圧酸素室のあるところは、ほとんどありません。一人用のカプセルは安全性の問題でお蔵入りになっています。
眼底は黄斑部は赤くcherry red spotと呼ばれています。
1週間から2週間の予後
代表的なものは硝子体出血です、あるいは網膜剥離です。硝子体出血は通常は1週間程度で引いてきますが、中には網膜剥離を伴う硝子体出血があります。これの鑑別は、難しいのので、超音波のBスコープで観察します。剥離であれば、緊急手術ですし、そうでなければ、1週間は待ちます。待って出血が全く引かない場合には、出血量が多いので、硝子体手術で取り除きます。治療としては硝子体手術および止血剤などの内服などがある。
1ヶ月をめどに
網膜中心静脈閉塞症(CRAO)は動脈ではなく、静脈が詰まったもので、動脈と静脈がクロスしているところで血管閉塞をおこしたもので、黄斑浮腫が視力障害になり、放置しておくと新生血管緑内障になり、最悪の場合痛みを伴う場合、眼球摘出が必要になることもあります。
それ以外には、増殖糖尿病による増殖組織の成長、加齢性黄斑変性症による視力障害もありますが、これは、じっくり診察をして、何がその人にとって最も有用あるという結論を決めて、手術にするか、あるいはスーパーライザーによる近赤外線レーザーによる星状神経ブロック、あるいは眼内に注射をして新生血管を減少させる方法などいろいろあります。
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