オルソケラトロジーの認可条件
オルソケラトロジーの日本での認可条件は20歳以上に限定されていが、実際にオルソケラトロジーを希望するのは18歳未満の人たちである。
何故なら、彼らは屈折矯正手術は、不可であるし、身長が伸びるとともに、眼軸長も伸びる可能性があるのでリバーシブルなオルソケラトロジーが良いと思われます。また、我々が期待していることは近視の進行予防である。
これに関して、最近、2つの報告がでました。
屈折度数の変化
一つは18歳未満の1年の経過観察ができた群での近視の進行です。
オルソK群は+0.03Dと遠視化です。一方、ソフトコンタクトでは-0.18Dの近視、ハードコンタクトレンズではー0.42Dの近視化、眼鏡ではー3.1Dの近視化でした。つまり、オルソK以外では近視は進行するようです。
眼軸長の変化
もう一つは眼軸長の研究で、オルソK群と眼鏡群との2年間の眼軸長の変化です。オルソK-群:0.39±0.27mm,対照(眼鏡)群:0.61±0.2mmと有意にオルソK眼に小児の近視進行を抑制するという効果が推測された。
今後、お子さんへのオルソK使用時に、母親に説明できるデータになると思います。