フェイキックIOLの種類
日本では、ICLが認可され、Artizanも認可待ちです。将来的には隅角支持型のAcrisof Cahet IOLが登場すると思われます。
-20Dに人が術翌日2.0でるなど、視機能としてはとてもすばらしいと思います。
アメリカでフェイキックがあまり増えない理由
しかし、アメリカ<ではあまり数が増えていません。なぜでしょうか?
一つには、アメリカではLASIKやPRKが余りにも普及して角膜に対する手術には抵抗がないのに対して、内眼手術である。フェイキックIOLに対してなじみがないというのもあるかもしれません。
ICLの問題点
アメリカで使用されているのはほとんどICLです。挿入が簡単であることが受け入れられている最大の要因と思いますICLは、やはり、虹彩と水晶体の間に挿入しますので、1)接触による白内障の可能性および加齢により、水晶体が膨加することにより、早期に白内障手術をやらさければならない。2)内眼手術であるので、ある一定の割合で感染症の可能性がある。3)金額がLASIKやPRKの2倍の金額である。4)-10D以上の近視の症例が少ない。5)PRKで、角膜の厚みさえあれば、-13D程度まで、削ることができる。などの理由で増えていないと思われます。
アルチザンの問題点
一方Artizanの問題点は1)虹彩を掴むことによって将来的に問題がおこらないか?2)昔の前房レンズのように角膜内皮細胞数が減少しないか心配。3)虹彩の把持が難しい、特に3番目の手術が難しいという手技的な問題が大きいようです。
私がアルチザンなどの前房型を好む理由
日本では、Artizanが2000年から導入され、ICLは昨年認可され、Artizan
派とICL派に分かれているようですが、私としてはICLが45歳以上は挿入しないと言う理由を考えると、手技的に難しくても、Artizannの方が良いとおもいます。しかし、虹彩を掴むということが全く問題ないとはいえませんので、将来的には隅角支持タイプが手技的にも簡単で、合併症も少ないと思いますので、そちらに移行すると考えています。
現時点でArtizanが増えない理由は個人輸入で納入されるまで、乱視がない場合1ヶ月、乱視のあるトーリックアルチザンの場合3ヶ月かかる場合があり、これが一番のネックになっています。