開放隅角緑内障治療概要
緑内障の治療は眼圧がコントロールされるのであれば、点眼治療が行われます。緑内障の場合、できればあ、10台前半、10~15mmHg程度にコントロールできれば理想です。
緑内障は視野が悪くなったところは戻ることはありません。つまり、治らない病気ですので、上手に付き合ってゆかねばなりません。眼圧をコントロールして視野が悪化しないように経過観察するということになります。
緑内障の方は、白内障や、網膜剥離と違って、一生、経過観察が必要になります。
点眼治療
代表的な点眼はプロスタグランデイン(PGE1)関連薬です。これは、ぶどう膜、強膜流出路からの房水の流出を増やす薬剤です。副作用として色素沈着があります。もう一つの代表的な点眼がβーブロッカー(交感神経遮断薬)です。これの機序は房水産生の抑制です。全身の副作用がありますので、喘息の人などには使えないこともありますが、全身作用の少ないものもあります。
PGE1とβーブロッカーが緑内障治療の両輪で、最近は合剤で両者が入っている点眼もでてきました。
3つ目が炭酸脱水酵素阻害薬で、これも房水産生抑制です。しみるなどの眼局所の副作用が主です。こちらもβーブロッカーと炭酸脱水酵素阻害薬の合剤もあります。
基本的には点眼は最大この3種類を使用して、無理であれば、内服や手術療法に推移してゆきます。
他の点眼としては交感神経αブロッカー、副交感神経刺激薬がありますが、効果も少なく、余り現在は、使われていません。