今日の夕刊におもしろい記事が2つありました。

宝石緑逆フェロモン効果の女性の悲しみの涙

 女性の悲しみの涙は男性の性的興奮を抑制させるというものです。

イスラエルの研究チームの実験は30代女性の悲しい映画を見て泣いたときの涙と女性の頬にたらして採取した食塩水をパッチにしみこませ、男性の鼻の下に貼り、女性の顔の写真や悲しい映画を見せ、比較したところ、    

 涙の場合は女性を魅力的に思う度合いが小幅低下した他、心拍数、呼吸数、体温、唾液に含まれるテストステロンの量、脳の視床下部などの活動状況から、性的興奮が弱くなっていることが示された。ということです。

 人の涙にもフェロモンに近い物質があり、女性の場合は逆フェロモン効果があるというのは、とても興味深い話です。

 皆さんも、女性の涙を見せられて、どのような気持ちがしましたか、その女性を守ってあげたいと思いませんでしたか?

 やはりどうしても男性は女性には勝てないようです。

宝石緑脱髄の原因遺伝子特定

 もう一つは、脱髄の原因遺伝子を特定したと言うお話です。

 多発性硬化症のような脱髄疾患は現在は、治療不可能で、難病に指定されています。

 電気信号を伝達する神経は、周囲をミエリンという蛋白質が覆い、絶縁膜として働いています。ミエリンが壊れると脱髄が生じ、信号の伝達が遅くなります。その結果、視力低下や運動麻痺がおこる多発性硬化症のような脱髄疾患が発生します。

 京都大学の研究チームは脱髄をおこす突然変異ラットの遺伝子を調べ、"Mrs2"という遺伝子の異常が脱髄の原因と突き止めたということです。

 今後は脱髄疾患の患者さんで実際に遺伝子異常があるかどうかを確認するそうですが、脱髄疾患の治療か可能になるかもしれません。

 以前、多発性硬化症の研究や治療をしていましたので、この記事を読んで、昔のことを少し思い出しました。やっとここまできたのですね。