宝石緑臨床眼科学会の内容

 明日から神戸で第64回日本臨床眼科学会が開催されます。

11日~14日まで4日間ボートピアホテル、神戸国際会議場、神戸国際展示場で計16会場に分かれています。

 専門別研究会研究会7つ、特別講演2題、招待講演2題、講習会4席、市民公開講座1席、研修会1席、シンポジウム18題。インストラクションコース59コース、モーニングセミナー8セミナー、モーニングクルズス11席、ランチョンセミナー33セミナー、アフタヌーンセミナー7セミナー、イブニングセミナー11セミナー、あとコメディカルプログラム2題と一般講演と学術展示が多数あります。

宝石緑学会参加で得られるもの

 これだけの規模を全て聞くのは不可能ですので、予め自分に関係のある演題をピックアップして、日程表に印をつけておきます。

 インストラクションコースはインターネットでの申込順です。実際には、事前登録を振り込んで、ある期日から開始になり、あっという間に一杯になります。ランチョンセミナーなども早朝から、予約券が発行され、開始時間からではキャンセル待ちという状態です。

 また、併設機会展示も見逃せません。新しい機械などを触れて、操作が出来る場合もあります。

 学会は情報交換の場としても貴重です。なかなか、表には表れない合併症や、本音でのトークを聞くことができます。

 勿論、一般講演や学術展示での質疑応答も大切ですし、おもしろいですが、本当はどうなの?問題点は何なのか?そこが、論文では知ることができないものです。

宝石緑開業医と勤務医

 勤務医の時は、できるだけ、多くの演題を発表して、論文にして、ほとんどの学会に参加して来ましたが、開業すると、代わりに診察していただく代務医が見つからないと学会になかなか参加できません。

 もちろん、眼科は個人単科病院、医院でも大規模なものが多く、複数の医師がいるところでは、交代で学会に参加しますし、最先端の発表も行っています。

宝石緑どの学会に参加するか

 現在、私が、どうしても参加しようとがんばっているのが、この臨眼、手術学会、眼内レンズ屈折矯正学会です。この3つは最低参加しようと決めています。また、ほとんどの学会で学会発表を行っています。

そうそう、専門医の関係で5年に1回日眼に参加しないといけないということが決められました。私は昨年、名古屋で日眼がありましたので、当分出なくても大丈夫です。

 もちろん、その医師の専門によってそういう学会は異なります。

しかし、学会に参加しないと、眼科の潮流に取り残されてしまいます。

 我々医師は、一生、勉強です。

 もちろん、その地方の美味しい物を食べると言う楽しみもありますが、最近は学会が大きくなりすぎて、東京、京都、横浜、神戸、福岡,札幌、名古屋のような大都市でしか開催が不可能になってきました。

 もちろん、小さな専門学会は地方都市でも開催されますが、そこまで、出られる余裕はありません。

 特に、大学の医師が減少したために、学会の代務を派遣できる大学はほぼ皆無です。

ですから、学会で、開業医が参加できるのは通常は日曜、祭日だけになりつつあります。

 今回は、偶然、知り合いの医師で木、金、土全てお願いできる人がいましたから、全日参加できましたが、いつもは途中でとんぼ返りも珍しくありません。医師不足が死語になる時代はくるのでしょうか?

宝石緑ホテルがとれない

 実は、今回宿泊を3ヶ月前にとったのですが、全く取れなくて毎日違うホテルになりました。キャンセルまちで、ようやく同じホテルにとまれましたが、これは、学会に参加する人が多いということもありますが、実際には神戸で大規模なコンサートが金、土にあったためのようです。学会場の傍でのコンサートとのことで、交通機関が麻痺するのではないかと言われています。

まあ、平和な世の中ということでしょうか。

 多分、この臨床眼科学会が、日本で、最大の眼科学会だと思います。

多分、4000人以上の眼科医が神戸に集まりますので、実際に臨床をやっている医師の二人に一人が、病院やクリニックからいなくなる計算になります。

もちろん、緊急手術などで、呼び戻される人もでてきますが、あまり、この時期の医療レベルは良好とはいえませんので、くれぐれも眼外傷には気をつけてください。