オルソケラトロジー(OKレンズ)とは
オルソケラトロジーは角膜矯正用コンタクトレンズのことです。
近視、乱視あるいは遠視のような屈折異常を軽減、改善あるは取り除くための一連のコンタクトレンズのことです。レーシックなどの屈折矯正手術ができるようになるまでは、パイロットに認められていた、唯一の矯正方法でした。
現在、認可されているものは、近視だけしか矯正できません。
OKのやり方
RGPハードコンタクトレンズを角膜上に夜間装着し、角膜の形状を希望するカーブにゆっくり変化させます。
OKの適応
適応は近視度数-4D以内、乱視度数-1.5D以内です・
ハードコンタクトレンズを長期間装用していない ことも必要です。
5歳~40歳ぐらいまで可能ですが、認可での適応は20歳以上になっています。
2年前に、アルファコーポレーションのオルソK(かつてのドリームレンズ)が厚生労働省の認可を受けて国内で生産、販売ができるようになりました。適応が20歳以上になっていることは、非常にわかりにくいことです。
認可されていますがレーシックなどと同じで自由診療です。両眼で処方を含め1年間で20万円以上必要です。それ以降も毎年6万円程度必要になります。これも混合診療がみとめられれば、もっと安くなります。認可されてから多くの施設がこれをはじめましたが、処方はなかなか難しいし、きちんと勉強していないと、なぜ、うまくいかないか見分けがつきません。認可される前からOKをやっている施設を選びましょう。
もちろん、20歳以上でも可能ですが、角膜の硬い大人より、角膜の柔らかい子供の方がより適応があります。
大人では1週間から1ヶ月で視力1.0を獲得できるのに対して、子供の場合は、-1D~-2Dであれば1時間の装用で視力1.0獲得が可能です。-4Dの範囲であっても1晩から1週間で視力1.0獲得できます。
中止すれば、元の状況に戻るわけですからリバーシブルで、安全な方法だと思います。
オルソケラトロジーは昼間にコンタククトレンズや眼鏡をしなくてよいということと、近視の進行を防止するという2つの利点があります。
レーシックが18歳以上でないとできないのですから、18歳までの一時的な近視矯正法と考えています。
もちろん、コンタクトレンズの悪い面(長期的な装用で角膜内皮細胞数の減少、角膜の傷)はありますので、一生続けるものでもありません。LASIK/PRKのような永久的な矯正ではありません。
医師の監督のもとで、定期的な検査を受けながら、手術の機会を待つまでの間の方法だと考えています。