99歳のバイタリテイ
先週の土曜日に聖路加国際病院の日野原先生の講演を聞く機会がありました。10月に99歳になる先生は1時間半舞台の上を跳ねる役者のように、ユーモアを交えつつ、非常にとおった声で、これからの医療が目指すものを訴え続けました。
医療はART
医療は科学におけるARTである。という言葉を紹介しながら、先生の考える医療にかんしてしゃべりだしました。もちろん、最初からそのような話をしだしたのではなく、NYでの葉っぱのフレディのミュージカルの顛末や、ジェットラグにかからない方法等の話で、聴衆の心をつかんで、本題に入る心憎い演出です。
スピリチュアルなもの
もちろん、ARTは一般的な芸術ではなく、医療が持つ意味をスキル、ケアにより病気を治すということだけではなく、病人そのものを見て、その気持ちや感情を暖かく見守り、医療の受け手が、気持ちが落ち着くように考えるスピリチュアルなものを含める必要があるということでした。
私はこれまで、医療とは治してなんぼの世界と教えられ、技術を上げる事に邁進してきました。
自由診療とは?
私が最近やっているアイレーシックなどの屈折矯正手術は、考え方として本来、病気といえるものではないかもしれない。眼鏡やコンタクトレンズで見ることができるわけです。しかし、その方にとっては、その見え方が耐えられないのであれば、それを取り除くために、このような手技も必要になってきます。
私が求めるものー安らぎ
自由診療は当然のこと、保険診療でも患者様が、このクリニックにきて心が安らぐと言っていただける施設にしようと思っている私にとって、合点がゆくお話でした。スピリチュアルなものを求めるには、私自身も修行が必要かもしれません。
いずれにしろ、今後の医療を、今後のクリニックを考えるために、非常に有意義なご講演でした。