横浜のみなとみらいアイクリニックの荒井先生がTVで老視矯正のAcuFocus Inlay(KAMRA Inlay)について話されてから、問い合わせが増えています。

ピンホール効果で老視を矯正する方法です。

 宝石緑適応

 この手術はイントラレース(フェムトセカンドレーザー)がないとできません。

 基本的に正視の人に行う手術です。正視から-1.0Dの近視までです。あるいは+3Dまでの遠視が適応です。

 ですから、近視や遠視がある人はLASIKでほぼ正視にしないといけません。また、LASIKのフラップ厚が200μないといけません。また、フラップ下の実質が250μ以上ないといけません。つまり、非常に限られた人しかできません。角膜の厚みが480μ以上で-3Dまでの近視、あるいは+3Dまでの遠視に限られます。また、年齢としては45歳~60歳ぐらいまでです。それ以上の年齢になるとこれでは、無理で多焦点眼内レンズの適応になります。

 視力も1.0はでません。精々0.6程度です。ですから近見で精密作業をする人には向きません。

 宝石緑原理

 何故、見えるか?原理はピンホール効果です。カメラの絞りを小さい数字つまり、絞るとピントの合う範囲が広くなります。それを応用して3.6mmの直径のフィルムに1.6mmのピンホールが空いています。それ以外は黒く塗りつぶされていますが、8400個の小さな穴が空いているため暗さは感じません。 

 宝石緑手術手技

 正視の人はイントラレースで200μの深さにポケットをつくります。ポケットの中にインレーを挿入します。

 近視や遠視の人はイントラレースで200μのフラップをつくり、エキシマレーザーで正視にした後、瞳孔中央にインレーを乗せてフラップを戻します。

 インレーは両眼ではなく片眼だけフラップ下あるいは正視の人はポケットのなかに挿入します。