LASIK導入時の2000年~2005年はLASIK術後感染症のシンポジウムが数多くひらかれていました。感染症の問題はほぼなくなったと思っていたら、「昨年の銀座眼科の問題で手術件数が半減してしまい。特殊な例と考えずに今一度考えてみようということになりました。2001年には感染源はマイコバクテリアでしたが2009年にはMRSAが起炎菌になっています。あってはならない人為的なミスだけでなくフラップ下に感染が起きた時には治療が困難であることを再認識する必要はあります。その点からも非眼科医が手術をすることの危険性があると思います。滅菌バリテーションに対する考え方が大学病院ほど抜け落ちていて、開業医は自分自身が全てのリスクを背負うために、しっかりしているというのは、わかる気がしました。稀な合併症であるケラトエクタジアにたいしてもCKやクロスリンキング、有水晶体眼内レンズを使用することでかなり症状を軽減できるとのことでした。

エピテリアルイングロースは角膜上皮細胞がフラップの下に増殖して乱視や見え方の低下を招く病気ですが、イントラレースでのフラップの形がイングロースを減少させます、但し再手術ではイングロースの発生率が増加しますので、安易な再手術は危険です。

不正乱視に対してはトポリンクでのカスタム照射が有効との話でしたが、もちろん、アイレーシックでも同様の効果がでます。次回はイントラレースによる角膜移植の話をします。