盲腸手術入院記 in セブ その1 | セブ島からの出稼ぎ物語

セブ島からの出稼ぎ物語

フィリピン人と国際結婚し南国セブでパイロットとして暮らして14年。が新型コロナの影響で失業。
家族を残して日本での出稼ぎの様子を綴っていきます。

ちょっとレアな海外のセブ島での盲腸手術、入院だったので
このブログに記録として残しておこうと思います。



今後、セブで盲腸になった人の参考になりますように^^






事の始まりまりは…



2014年4月23日

朝から胃の調子、お腹が痛いような感じでした。



段々と痛みは増してきて昼ごろから痛みも本格的に。



ベッドで悶絶しながら4時間ほど痛みに耐えましたが
嘔吐、指も痺れてきたりヤバそうだったので病院へ



近くのマクタンドクターズホスピタルのER(エマージェンシールーム)へ



この時は食あたりだろと思っていました。



注射を打たれて少し楽になりました。



検便検尿をしたものの異常なし。??



食あたりならここで異常が出るはず?



まだ痛みがあったので追加で注射してもらうと楽になったので帰宅。







2014年4月24日

大事を取ってこの日の仕事はお休み。



痛みは落ち着いたものの昨日はお腹全般、みぞおちが痛かったのが
痛みが右下腹部に移動。



症状をネットで調べてみると盲腸にビンゴ!



でも、明日には治っているだろうと信じて早くに就寝。





2014年3月25日

朝起きてみるとやはり右下腹部に違和感あり…



何もしてないと痛くはないけど押すと痛い。膨張感もあり。



盲腸もこじらせると死んでしまうと脅かされて仕方なく
出社するも途中から病院に検査を受けに行く。



セブ島のチョンワメディカルアーツへ。



ここにはチョンワホスピタルにいるドクターの個人クリニックが集まっています。



この辺が日本の病院のシステムとはちょっと違う感じです。



緊急であればERに飛び込めば診てもらえますが
それ以外は個人クリニックで診てもらい総合病院で検査するみたいです。



みんな個人クリニックにいる時間が短くてドクターを探すのが意外と大変。



とりあえず、内科?の先生を見つけて先生が来るのを待つことに。



12:30からの診療時間ですが約1時間ほど遅れてドクター登場…



11:30から来ていてもうイライラの絶好調で帰ってやろうかと思ったところで
番がやっとまわってきました。






ドクターに症状を説明するとそれは盲腸かもね~



ちょっとそこに寝てと言われてベッドに横になる。



お腹のさすったり押しては痛みの確認。



そして、じゃあいくよ~ここは?と押されると






ウッ!!



見事に狙い撃ち。



はい。100%盲腸だよと言われちゃいました…



慣れた様子でじゃあ手術は今夜ね



えっ?いきなりですか??



お金も持ってきてないし、そもそも心の準備が…



薬で散らすとか聞いたこともあるんですけどと聞くものの



ダメダメもう手術しかないよと一気に手術確定!




一応、ウルトラサウンド(エコー)を取ってみましょうとなりました。



でも、もうすでに手術が前提の話のように進んでいました。





ブルーになりながらチョンワ病院に移りエコー待ち。



1時間ほど待ったら番が来て検査。



結果は盲腸。





そうしたら、いきなり車いすが用意されて乗って下さい。だって。



いや、痛くもないし歩けるからいいよと断りましたが
もう患者さんですから乗ってくださいって…



生まれて初めての車いす。



病院内を元気なのに車いすで移動。なんだか恥ずかしい。



そして、連れて行かれたのはER



ここのERは前のマクタンドクターズとは雰囲気がちょっと違って
なんだか患者も多いし忙しそうでした。



ベッドに寝かされて色々と状況を聞かれて注射だ採血だ
そしてレントゲンと次々とこなしていきます…



アレルギー反応を見るとか言った注射がメッチャ痛かった…



執刀医がやってきて手術の説明。



正直、状況も状況だし医学用語なんてさっぱりなので
意味は大体しか把握できない…



とりあえず、今夜手術します。切ります。
手術は3,40分で終わります。下半身麻酔です。



でも、みんな感じのいい看護師とドクターでした。



麻酔科医のドクターは綺麗な女医さんでした^^




お腹を空っぽにしないといけないようでランチを1時に食べたので
手術の時間は20:30と決まりました。






手術前には病室で少し落ち着けるのかと思っていましたが
そんなこともなく手術まで落ち着かないERで待ちました。






そして、時間が近づくとOR(オペレーションルーム)へ移動。



これってよくテレビとかで見るシーンだよなとか思いながら移動。



ORについてら緊張の為かトイレに行きたくなったのでトイレ。



もう点滴も付いてるからちょっと面倒。






少し時間が遅れて21:00頃に手術室に入りました。



手術台に移動されて麻酔です…



良く話で聞く痛いやつですね。



横に体育座り状態にさせられて足を看護師に押さえつけられました。



そ、そ、そんなに痛いの?



いきますよ~



チクッと1発目、普通の注射の痛みで
2発目もきましたが予想外に普通の注射の痛みでしかなかったです。



良かった^^



執刀医が足を触ったりして麻酔の効き状況を確認して
良さそうになったら手術が開始されました。



下半身麻酔なので意識もちゃんとあります。



もちろん痛みはないです。でも、なんだかもぞもぞ動いているのは感じます。



たまに痛みはありましたが耐えられないようなそんな痛みではなかったです。





手術は30分とか40分とか言っていた割にはだいぶかかっているなと感じました。



後半は眠くて少し寝ていたりもしていましたけども。



でも、とにかく手術室が寒いこと寒いこと。



こっちはほとんど裸ですからね~



腕、肩がぶるぶる震えていました。





やっと手術が終わると執刀医が切り取った部分を見せてくれました。



だいぶ大きく腫れ上がってるよっと言っていましたが
元のサイズが良くわからないのでピンと来ず…



時計を見たら23:00近くになっていました。2時間もかかったの?



この後はリカバリールームと呼ばれる場所で様子見。



温風が出ているのかよくわからないけど
温かい紙のようなシーツをかけてもらいホッとしました。



麻酔の切れ状況を確認して両足が動かせるようになったら
自分の病室に移動されました。



ここには2時間ほどいました。




やっとのことで病室に入れたのが翌日の01:00頃でした。



嫁さんが待っていて疲れていたのでそのまますぐに寝ました。




そういえばあそこに管が刺されているんじゃないかと心配でしたが
さされていなかったです。



代わりに大きなおむつをはいていました。



そういえば毛も剃られなかったですね^^






長くなるので入院生活はその2で