ついに「FREEDOMZERO」の劇場公開が決定!
ぃやったあぁあぁーーー!(アズラエル風)うん、松竹からしたら手放したくなドル箱だよね。少なくとも最低ライン売れるのは確定だし。
また西川さんとsee₋saw歌ってくれるかな?
ふっくら焼きあがったスポンジに、ラクスは満足げに微笑んだ。上下半分に切ってオーブンで焼いている間に作っていた生クリームをスポンジに塗る。
スライスしたイチゴを挟んで一つに戻す。
そしてスポンジ全体に生クリームを塗る。
それからデコレーション。沢山イチゴを乗せ、真ん中にチョコペンでハッピーバースデーキラ&カガリと書いたクッキーを乗せる。
キラは甘いものが好きだが、カガリは辛いものが好き。
料理はキラも食べられる程度に、辛めの味付けのものを幾つか。
キラの好物の唐揚げやエビフライは、キラの好み通りに。
ハロが飛び跳ねながら
『ラクス、タノシイ』
『ラクス、シアワセ』
『キラキラ、マダ?』
と何時ものようににぎやかだ。
キラは今日、お忍びでやってくるカガリを迎えに宇宙港に行っている。
お互い、護衛なしには動けない立場だが、カガリはアスランが一緒に来るので護衛はそれで十分。
アスランは「大人しく家で待っていろ」と言っていたが、キラはキラで「たまにしか会えないきょうだいに少しでも早く会いたい気持ち、わかってよ」と、彼にしては珍しくゴリ押しした。
尤も、キラがこういう我が儘を言うのが実はアスランだけと知っているので、ラクスとしては少々悔しい気持ちもある。
何時か自分にもこんな風な我が儘を言って欲しい、と思っている。
ただ、幼馴染の同性の親友と恋人相手に同じ対応はしないだろうとも解ってはいる。
当のアスランが(本人多分無自覚)結局キラに甘いのもある。なんだかんだ言いつつ、最後は「仕方ないな」で済ませてしまうのだ。
きっとそれは幼い頃から何度となく繰り返されてきたやり取りなのだろう。
”それこそ仕方ないのは解っていますが、悔しいものは悔しいですわ”
帰ってきたキラは、花束を抱えていた。
「おもてなしを頑張ってくれたラクスに」
まさか今日、自分がプレゼントをもらうなんて思っていなかったラクスは、一瞬瞠目してすぐに破顔した。
「ありがとうございます、キラ。ではテーブルに飾りましょう」
その後ろで、カガリはにこにこしていたが、アスランは微妙な顔をしていた。
なんとなく帰ってくる途中のことが想像出来てしまう。
「お二人とも荷物を置いてくださいな。キラ、ご案内を」
「うん、こっちだよ」
これから双子を祝うパーティが始まる。
何故かラクス視点。
