まるっと一週間開いちゃった。実家関係が色々忙しくて。

早く「ZERO」の媒体が決定しないかな。尺にもよるんだろうけど、やっぱり映画館のデカいスクリーンで見たいなぁ。

 

 

そんなカガリの心情を察したのかどうか、キラはふんわりと笑った。

「僕の周りにも人はいるよ」

もう見失ったりしない。

今度はアスランを見て、少し小首を傾げて見せる。

「そうだな」

先刻の「多分」には少々微妙な気分にもなったが、キラからの信頼を疑う理由はない。

確かにキラの能力は突出している。けれど、支えるというのは能力的な事ばかりではない。

典型的なのはシンだろう。

あれだけ純粋に真っすぐに慕ってくれる存在が、救いにならない筈がない。特に、かつて敵対していたのだから尚の事。

キラの言葉に、表情に、カガリも微笑む。

『だったらこういう時くらい、信じて任せておけ』

「…それとは別に、僕の仕事をためるのも嫌なんだけど」

『お前な』

「だって、仕事ためちゃったら、アプリリウスに帰った時にラクスといる時間が減るじゃない」

『----------そうか』

「何、そのたっぷりの間」

『うん、まぁ。そういう事ならできる範囲でやればいいさ。無理しない範囲でな』

ワーカホリックとは全く別の、微笑ましくも何となく生ぬるい気持ちになるキラの理由に、カガリは呆れたような溜息と共に言葉を吐き出した。

「その理由、俺にも先に言えよ」

コノエには気恥ずかしくて言いにくいかもしれないが、何で自分にまで黙ってたんだ、と思う。

その不満に、キラは曖昧に笑った。

そうして一度画面の中のカガリにも視線を戻す。

「え、だって」

「だって?」

「そういう言い方するなって言われそうだけど、僕のせいでアスランの仕事増やしちゃったようなものでしょ?それってつまり、カガリとの時間が減っちゃうって事で…言いにくいじゃない」

「お前のせいだとは思わないが、カガリとの時間が減るのは…確かにな。だが俺は懐かしいお前の姿が見れて、何となく嬉しいというか、楽しくもあったぞ」

「そりゃ、普通はありえない事だからね」

「何でカガリには言えるんだ」

「なんとなく?」

先ほどのカガリとの会話よりも軽快なやり取りに、メイリンがポツリと呟く。

「ほんと、仲がいいですね~」

キラはともかく、あのアスランが仕事でもないのにここまで長く会話をする相手はそういない。

『全くだ』

それを拾ったカガリも楽しげに頷く。

「何時か君が同じことになったら、今度は僕が面倒見てあげるから」

「……俺は自分が物凄く可愛げのない面倒な子どもだったと記憶しているが?」

「そういう君と仲良く付き合ってたのが僕なんだけど?」

「そうだったな」

なんだかんだキラの面倒を見る事で、自己肯定感を高めていた部分もあったのだ。

『いいコンビだよ、ほんと』

幼い頃の二人を知るのは、今となってはヤマト夫妻だけだが、カガリにも何となく想像がつくのは、双子ならではキラとのシンパシーのせいか。

やいやいと言い合っている二人が、少し羨ましくもある。