予約してきました。
後はクリスマスや年末年始商戦でBlu-rayの本体を買うだけだ(二の足踏んでた理由)
暫くすると、何時もよりは格段に遅いもののある程度スムーズなタイピング音になったキラを見て、アスランはもう一つ溜息をついた。
が、その表情を見ると、多少なりとイラついているように見える。確かに普段よりかなり遅いペースでしか出来ないとなると、ストレスだろう。
それでも本人言う所の「やらないよりマシ」なのか。
「キラ」
「うん」
声をかけても振り向きもしないキラに、また一つ溜息。
と、そこで来訪者を告げるインターホンが鳴った。
「アスランさん、います?」
「メイリンか」
「いいよ、入ってもらって」
この部屋の本来の主人であるキラが許可を出す。
扉を開けると、メイリンがヒョコッと現れる。
「君まで来てくれてたなんて…ごめんね、迷惑かけて」
「あれ?キラさん?」
姿は子どものままなのに、何時もの口調で自分のことをきちんと認識しているキラに、メイリンは不思議そうな顔になった。
「うん。なんでか記憶だけ戻ったみたい。姿が戻ってないから艦内を移動するのは遠慮してる」
「それでもう仕事してるんですか…」
メイリンも少しばかり呆れたように息を吐きだす。
「私だったら、ここぞとばかりに休んじゃうけどなぁ」
「それは人それぞれだし、メイリンはそれでいいんじゃない?」
僕も昔はそうだったんだけど…なんかこうなっちゃったんだよね。そう苦笑するキラに、メイリンも笑うしかない。そもそもメイリンはそういう「怠け者」なキラを知らないのだ。
「とりあえず、アスランさん、これ」
解析を終えたデータをアスランに手渡す。
「ああ、ありがとう」
先刻とは逆で、キラはそれに関しては口を出さない。
「で、キラさん。一つ訂正しますね」
「ん?」
「迷惑なんて一ミリも思ってませんから。確かに心配はしましたけど」
「もっと言ってやれ、メイリン」
「ちょっとアスラン」
「…アスランさん。それ、アスランさんも似たようなものですからね」
AAでキラと出会った頃の事がメイリンの中で思い出される。
ーーーー大丈夫って訊かない方がいいよ。絶対大丈夫って言うから
「そういうところ、お二人似てますよ」
キラとアスランが顔を見合わせる。
見た目は勿論だが、性格的な部分で似ていると言われた事は余りない。
「でも…きっと、そういうお二人だから、皆ついてくるんじゃないですかね」
自分のことは二の次で、人に気を遣ってばっかりで。
優秀で優しくて、でも何処か不器用で…。
次々に言われるそれに、キラとアスランは瞬きした。
久しぶりにSS更新。
