そういえば先週「春のコナン映画」見てきたんだった。

毎年感想上げてるのになぁ…。

 

 

いきなりの、シンにとってはひどく嬉しい言葉だったが、流石にちょっとおかしな感じがする。

「まだシンと会ってそんな時間経ってないし、何言ってんだって思うかもしれないけど」

そんな心情を見透かしたような言葉を言われて、面食らう。

この人、本当に自分と2個しか違わないのか?と思うが、それを言ったらキラやラクス、アスランやカガリもその類だ。

「久しぶりに会ったキラの表情が明るかったの」

『隊長』ではなく『キラ』と言い始めたのは、つまりコンパス隊員としてではなく、キラの友人としての立場で話しているのだろう。

「ファウンデーション事変の後、キラとラクス、一時期行方不明扱いだったじゃない?」

「ええ、まぁ」

「そりゃ国境侵犯とかアコードがどうたらとかあったけど、あの二人が事後処理を他人任せにすることに違和感があったの」

「それは…」

上層部の判断だった。

ある程度事態が落ち着いて、二人の処遇が決定するまでは余計な混乱を招かない為にも表に出てこない方がいいと。

「そうね。それも解る」

それでも、そういう事態そのものに二人の精神が耐えられない位、疲弊していたのではないかと思うのだ。

そもそもあの時のキラの状態を知っている。

あれがたった二年で癒されるとは到底思えなかったし、その後はずっと戦い続けていたのだ。

それでキラの精神がまともに戻るとは考えられない。それにキラほどでなくても、ラクスだっていい状態ではなかった筈だし。

「でも休養が必要だったんじゃないかなって」

「…うん。あの頃の隊長って、物凄く追い詰められてたから」

「そのあたりはね、メイリンから聞いたの」

それに「この人、ターミナルにいたんだった」と思い出す。であればアスランは元からだし、メイリンとも面識があってもおかしくない。

「----アスラン、キラをぼこぼこにしたんですってね」

今までと違い、怒気をにじませたリミに、彼女のキラとアスランへの思い入れの違いが透けて見える。

「メイリンから聞いた限りでは、それで丸く収まったみたいだけど…あいつ、何時からそんな肉体言語派になったのよ」

「俺もミネルバ時代に結構殴られたし」

そう言うと、ハーッと重々しいため息がこぼれた。

「いい奴だって知ってるし、善意の人間だって解ってる。でも感情や言葉の出力の仕方がおかしいのよ、それこそ子どもの頃から」

あれ、なんか愚痴が始まった?

というか、リミさんってアスランにはあんまりいい感情持って無くない?俺と同じタイプ?なんて考えが浮かぶ。

「一発分ぶん殴って、背負い投げ決めてやったわ」

「はぁっ!?」

だが続いた言葉に、素っ頓狂な声を上げてしまった。

あのアスランを?

一発目は不意打ちで何とかなるかもだけど、その後に背負い投げって…!

ルナマリアと同じで、肉弾戦も行けるのか。

 

 

ヤバい、書けば書くほど伸びる病が…( ̄▽ ̄;)