今日もこんな時間に更新。

最近、疲れがたまってるのか、昼間に眠くて仕方ないです。だったらこんな時間に更新せずに早く寝ろって話なんですが、昼に一時間ほど寝てしまって就寝が遅くなるという悪循環…ヤバいσ(^_^;)

蘭は存在しませんが(基本)蘭厳しめSSです。蘭ファンはバックプリーズ。

 

 

それぞれが、それぞれの道を歩んでいく。

時間があれば連絡を取り合い、可能ならば会ってもいた人達とも、時間が経つにつれその頻度は減っていく。

それは別の道を生きているのならば、仕方ない事。

その代わり、また新たな出会いもあり、違う交友関係が出来て行く。

だがそれでも、組織戦を共に戦った者達の絆は強固だった。

例え普段は思い出す事さえ稀になっていても、何か事があれば即座に協力関係を持つ事ができる。そんな関係。

性別も年齢も、国籍も関係なく。

そんな彼らが一堂に会する事になった一大イベントが、明日に控えていた。

新一と志保の結婚式。

「いよいよね」

「そうだな」

志保は薬学、化学、心理学と多岐に渡る医療関係の様々な資格を取り、研究者として既に名を馳せている。

彼女から一年遅れて大学を卒業した新一は、ジェイムズや赤井経由での依頼があれば探偵として動くと同時に、ドラマや映画の脚本も手掛けるようになっていた。

これは当然、優作の影響が最も大きいのだが、有希子やシャロンの影響も大きい。

まだ駆け出しではあるが、出世作と呼ばれるようなヒット作こそないものの、既に熱狂的なファンも少なくはない。最近になって、優作の不動の人気シリーズ「闇の男爵(ナイトバロン)」を新一の脚本で連続ドラマにしないかという話が持ち上がっている。

もう「親の七光り」云々はすっぱり吹っ切っている新一は、それに関して別に反発もしていない。多少、やりにくいだろうな、と思う程度だ。寧ろ、その余りにも淡々とした態度に話を持って来た方が拍子抜けした位だった。

お互い、大学も一年スキップして21と20での結婚。

だが既に経済的に自立している為、身内は勿論周囲からも「早すぎるのでは」というお決まりも言葉のなかった。

「長かったな」

「本当…。でもこれからが本番、かしら?」

「約束は守るぜ」

「ええ、疑ってなんかいないわよ」

お互いに老齢期に入るまでは、死なない事。(尤も不可抗力の事故や病気もあったりするが、それは割り切るしかない)

相手を幸せにし続ける努力を怠らない事。

 

死が二人を分かつまで。

いや、新一の『死』ですら二人を分かつ事はなかった、過去。

こんな奇跡はもう二度とないだろう。

だからこそ二人の誓いはより重く、誠実で。

これから先を生きて行く。

 

 

閉幕です。

タイトルは「FIELDS OF HOPE」から♬