ブログの更新が出来ない件、個人のPCの問題ではなく不具合という事が判明。それも3日の19時からの不具合を、今日報告して、しかもまだ復旧のめどが立っていないだとおぉ!怠慢が過ぎるぞ、アメーバスタッフ(`Д´*)qキャッシュクリアすればOKとか、そう言う問題か!!

あれ?じゃぁ、昨日、一昨日アップできたのはなんで?

蘭厳しめSSです。蘭ファンはバックプリーズ。

 

 

登校してきた新一を見つけたマスコミ達は、まるで砂糖に群がる蟻のように一斉に駆け寄ってきて、あっという間に新一を囲い込んだ。

「工藤君、今回の件について何か一言」

「工藤君が現場にいた、という情報もありますが」

「今回逮捕された少女との、詳しい関係は?」

「彼女の問題行動について、探偵として思う所はりますか」

次々と発せられる質問に、新一ではなく周囲にいた生徒が顔をしかめる。何しろ、皆、あの日の新一の言葉を聞いているのだ。確かにこれは、普通の高校生には対応が難しい。

だが、新一がマスコミに顔が売れているとしても、彼が「普通」ではないとしても、この態度は酷すぎないか?

そんな生徒達の思いなど解る筈もなく、彼らは新一に聖徳太子的な能力でもあるかのように次々と質問を浴びせかける。というか、あれでは答えられるものも答えられないだろうに。

「一つ、いいですか?」

そんな中、新一の静かな、けれどマスコミの誰より良く通る声が人垣の中から聞こえてきた。

「ここで取材する許可を得ましたか?」

「え?」

「公道で、纏まった人数で何かやる場合、許可が必要ですよね?デモ然り、選挙演説然り」

「いや、こういう取材は…」

「自分達は特別だと?仮にそうだとして、学校の正門前でこんな事をやる事自体、非常識だと思いませんか?第四の権力とまで言われるマスコミが」

淡々と語る新一に、海千山千のマスコミ達が気圧される。

当然だ。この時、新一はまた「総指揮官」としての空気を纏っていたのだから。流石に教師達よりは裏社会の事も垣間見たりはしているだろうが、そこにどっぷりつかった人間を数多見てきた、それに対抗する人間を従えた新一にすれば、大した事はない。

そう、本気の降谷や赤井、ジンを目の前にした時に比べれば、所詮は一般人に過ぎない彼らを、新一が恐れる理由は一つもない。

「し、しかし、君は以前と違って、全くメディアに顔を出さなくなって」

「そうですね。探偵が公に顔が売れる事はマイナスでしかないと学びましたから」

これに、彼らは鼻白んだ。今更、何を、という気分だ。

それを敏感に察知した新一が苦笑する。

「まぁ、今更僕を一般人扱いしろなんて都合のいい事は言いませんよ?でも、実際の僕は一般人にカテゴライズされます。本人が望まなくても、顔を出せというのは横暴ではありませんか?」

新一の言葉は正論だ。

そもそも以前だとて、新一が自ら売り込んできた訳ではない。新一のバックボーン、彼自身の優秀さや見目の良さから自然とマスコミが取り上げるようになっていただけだ。

そして当時は、新一自身が応じていたから問題はなかったが、彼は公人でも芸能人でもない。本人が出たくなければ、その意思を尊重せねばならない。

そこで新一は涼やかな笑みを浮かべた。

「そうはいっても、貴方方もそれで引き下がれはしないでしょう。公開の記者会見などはしませんが、名刺を頂ければ準備が整い次第連絡差し上げます。個別の対応は出来かねますので、それで納得して頂けませんか?」

これにざわめきが起きた。

一見、新一からの譲歩に思えるが、今言った以上の事はしない、という宣言であると同時に、これ以上高校関係者や生徒達にちょっかいを出せばそこからも弾き出すという脅しでもある。

何より背筋が冷えるのは、新一がこれを言えるだけの力を手にしている事実だ。当然、両親だけのものではないだろう。

「黒の組織」事件における新一の明確な立ち位置は、未だ何処も掴んではいない。

解るのは、今ここにいる青年が以前の「工藤新一」とは全く別次元の存在だという事。

それが類推できるだけ、彼らは経験豊富で優秀な人間だと言えるだろう。だがだからこそ、彼らは新一の言葉に従うしかなかった。

それが賢い選択だった事を、彼らは後に思い知る事になる。

 

 

新一のカリスマ度、アップ!。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚