アスランとラクスがオーブにいたのは

結果的に終戦に導き、プラントを守った英雄でも

ザフトからのフリーダム&エターナル強奪

ザフトからの脱走が違法行為だったから。


それでもその功績を情状酌量の材料として

銃殺(ラクスは立ち場的には民間人なので、これはないだろうけど)

終身・懲役刑などではなく

国外追放と言う形で「手打ち」にした状態。


ところがなんと、プラント市民はこれらを一切知らないらしい。

まぁ、独立を果たして新政府が樹立されて

ごたごたしていたからと言っても、これはない。

穏健派、強硬派のトップの令嬢・令息で

片やザフトの歌姫、片やザフトのトップガンとして

そして婚姻統制の広告塔として

本人達もプラント有数の有名人だったのに

その処遇に対してプラントの一般市民は

誰も興味を持たなかったっての?

それってどんだけ薄情で身勝手だよ。


しかも(スパイと間違えて)シーゲル殺害の指示を出したのは

パトリックだったのに

二人の婚約関係がまだ続いてると思ってるって

どんだけ人としての情がないんだよ。

確かに二人の間には男女の愛情こそないものの

信頼や友情はあるけれど

この考えって二人に対するとんでもない侮辱でもあるよな。


本当に国全体が薄情なんだよな。

そしてそういう国にしたのがデュランダル。

ミネルバのルーキーどもの最低さって

ある意味、プラントの縮図ともいえると思う。


きっとシーゲルとパトリックは草葉の陰で泣いている。

そしてプラントが独立戦争を起こしたせいで犠牲になった人達は

怒り狂っていいと思う。