お元気様です!
愛媛みかんPR特派員 みかんパートナー@井上です。
今年、一冊目に買った本は、これでした。
普段、週刊誌は、コンビニに立ち寄ったときにパラパラめくるぐらいで、買って手元に置いておくことは少ないのですが、
年末、銀行で、待ち時間の間に偶然手にし読んで、この号だけは、絶対に買って手元においておこうと思いました。
私は、本の中に一行でも気に行った言葉や覚えておきたいこと、強烈な印象をうけた言葉があると買ってしまうのですが、
この本の中には、一生覚えておきたいと思えるところが二カ所もありました。
この本の中に「養生達人 健康問答」というコーナーがありホストとゲストが対談しているのですが、
今回は、ホストの帯津 良一先生が、ゲストに黒柳 徹子さんをお迎えし対談されていました。
興味深かったのは、この中で紹介されていた黒柳徹子さんの経験。そして、その経験から学ばれたことを日頃から生活の中に生かされていることでした。
ぜひ、私も、頭の中にこの思考をインストールし生活の中にとりいれ生かしていきたいと思いました。
まず、一つ目の教訓。
黒柳徹子さんが、芸能界に入ったばかりの若い頃、あまりの忙しさから体調を崩して入院された経験から学んだこと。
「このままじゃ死んじゃうよ。仕事、全部断りなさい」
と言われ入院することになった黒柳徹子さん。言われたとおり仕事をすべて断って静養生活にはいったそうです。
そして、一ヶ月後に退院するとき黒柳徹子さんは、入院していた病院の院長先生に、
「先生、私死ぬまで病気したくないんですけど。どうすればいいんですか」
と聞いたそうです。そのとき院長先生は、
「好きなことだけやって生きていきなさい」
と黒柳徹子さんに言われたそうです。それを聞いた黒柳徹子さんが、
「え、好きなことだけやって生きていくっていってもお金ないし」
と答えたら・・・
「誰が遊んでなさいって言いましたか。
自分が進んでやる仕事を選べば、疲れても寝れば肉体は治る。
でも、嫌な仕事なら、嫌だなって思いが残ってよくない。
それで病気になると僕は思う」
と院長先生に言われたそうです。
これは、まだ「ストレス」という言葉が一般的でない時代のお話しなのだそうです。
好きなことをしなさい!
自分がやっていることを好きになりなさい!
とは、様々なところで言われ、色々な書籍にも書かれるなど、ストレスを軽減するための王道のように言われれています。
が、実際に好きなことだけしたり、目の前のことを好きになったりすることは、そんなに簡単なことではありません。
でも、黒柳徹子さんは、このことがあって以来、
ちゃんと寝られる生活にして、やだなって思ったり、いじめられるような人がいるところにはできるだけ出ないようにしました。
このことを心がけて生活しているそうです。
そして、それから50年ぐらい立つ今まで、一度も自分の都合で休んだことはないそうです。
こんなことができたのは、
黒柳徹子だからできたんだろう!
芸能人だからできたんだろう!
って言ってしまえばそれで終わりです。
でも、でも、でもでも、
それじゃ~、人生、もったいないと思うんです。
あきらめちゃ~終わりです。
少しずつでも進んでいきましょうよ。
かりに進んでいないと感じていても、意識して積み重ねていくことに効果のないことはありません。(継続するならば。)
三日坊主でもいいじゃないですか。もう一度挑戦すれば。
今一度、このことを肝に銘じて2011年を過ごしていきたいと思います。
黒柳徹子の養生訓 その2へ続く
読んでいただきありがとう。 このご縁に感謝します!
みかんパートナー@井上