JAZZと太陽 -16ページ目

JAZZと太陽

VINTAGE CLOTHING & JAZZ VINYL & OTHER
千葉県柏市、もちづきのブログです。





こちらは新コーナーとなります、ビンテージのN-1デッキジャケットに特化したページです。


以下、2014年4月27日に投稿した記事を一部転載してご紹介します。







(ここから)






機能性が評価され、朝鮮戦争あたりまでNAVYで使用されていたモデル。

その無骨なスタイルに定評があり、ここ数年で急激に市場価格の高騰が続く。

状態の良いN-1ジャケットは数を減らしヴィンテージ業界では枯渇資源となりつつある







当時、戦艦の甲板(デッキ)作業用として支給されたN-1デッキジャケット。

甲板上でオイルまみれになりながら、整備にあたった整備士たちの、いわばアイデンティティ。




戦火の裏にはいつも彼らが居て、これを着ていた。






N-1のディテールを軽くさらっていこう。


N-1は、全体のスペックとして、

N-1は1944年モデル、40’sモデル、50’sモデルの3タイプに分けることができる


1944年モデル



N-1の最初期モデルは、1944年より支給が開始される

最初期のN-1は、厚手のピケット素材が採用されている。

ライナーには、当時の最高級皮毛であったアルパカが採用されており、

アルパカの茶色い毛皮がN-1の魅力を数段高める。


極最初期にはネイビーカラーが採用されており、このカラーは1年のみの仕様だ。

バックプリントに白文字で『U.S.NAVY』とステンシルが入るものもある。

更に、当時のN-1はリブ、引き紐、尿素ボタンが黒色の仕様

ジッパーはコの字止め・ベル型タロンが採用されている。


この時期のN-1は非常に希少で、実物が出回ることはほとんどない。

現在の入手は困難と考えていい


1944年度製のタグのコントラクトナンバーはNXss


40’sモデル



全体的なスペックは、1944年モデルと大差ないが、

大きな違いとしては、ネイビーカラーからカーキに変更される。

1944年度にみられたピケット素材は、40’sモデルの前期まで確認される

以降はジャングルクロスが台頭していく


また、40’sモデル前期~中期頃にかけては、袖先にもアルパカが植毛されていたり、

脇本にベルトループが取り付けられていたり、袖がダブルステッチであったりと、特徴が多い。


多くのブランドが復刻する、人気のモデルだ。


同じ40’sモデルでも、製造年度によってディテールは異なるため注意が必要。



当方の主観的に、40年代のN-1を前期型と後期型に分類すると、以下のとおり。


~40’s前期~

・ピケット素材

・袖先のアルパカ植毛

・脇本ベルトループ

・袖のダブルステッチ


~40’s後期~

・ジャングルクロスの台頭

・袖先のアルパカの省略

・脇本ベルトループの省略


など



(※あくまでも大まかな識別となります。

N-1は個体差が大きいため、前期後期のディテールが混在することは珍しくないです。)





リブ、引き紐、尿素ボタンはオリーブグリーンに変更。(一部モデルはブラウン)

ジッパーはコの字止めベル型TALON・コの字止めベル型CONMARである。

ライナーもこの時期までは100%アルパカ。


胸元に入る『U.S.N.』のステンシルは幅狭のフォントだ。


1945年度製のコントラクトナンバーはNXsxとなるので確認されたい。


50’sモデル



50年代に入ると、変更点がいくつか見られる

先ず、50年代のN-1では、純粋なオリーブグリーンのボディカラーのアイテムが見られるようになる
ライナーはアルパカとウールがハーフハーフの混紡繊維に変更


ジッパーはこの時期から、コンマーのベル型(コの字止めでない)、TALONの角型、コンマーの角型といったジップが使われるようになる


また、タグも、40年代の『製造+コントラクトナンバー+サイズ』のみの表記という簡潔なものと売って変わり、ライニング、繊維表示の加わった大きめのタグとなる





(転載ここまで)





今回こちらのコーナーで扱うN-1デッキジャケットは、





40's前期型(下)

40's後期型(上)


の2種類となります。





先日8日、所用で更新ができませんでした。
すみません(><)

コントラクトがNXssとなるモデルは、1944年初年度のネイビーカラーのN-1、NXsx表記となるモデルは、1945年以降のN-1となり、このNXsx表記のモデルはさらに製造年度によってディテールが異なることから、

ここでは大雑把に2つ、

40’s前期型
40’s後期型

と分類いたします。

 

今回は、8日に更新予定だった、N-1デッキジャケットの40’s後期型をご紹介します。


40’s後期のN-1デッキジャケットのディテールを紹介いたします。
前回の前記型と合わせて、ディテール考察・検証に是非お役立てください。


フロントビュー

 

ライナー

 
バック

 
バックに『E-7』の手書きステンシルあり。
 
 
※画像の無断転載は固くお断りいたします。


40’s後期のN-1デッキジャケットのディテールを紹介いたします。

ディテール考察・検証に是非お役立てください。

タグ

 
前期と異なった書体、配置のタグ。これが製造ブランドによる違いか、年度による違いかははっきりしませんが、
40’sのN-1には前回紹介した前期型に付くタグと、このデザインの2種類のタグが確認でき、おそらくこちらが後発のタグなのではないかと推測しております。

ちなみに、使用されているアルパカ自体も、前期と後期で異なるようです。
これは、経年変化などではなく、実際、後期型のN-1に植毛されるアルパカは、
B-10フライトジャケットに使用されているものと同等のアルパカのようです。

以下、参考までに前期型です。
(前期型)
 
アルパカは前期の方が上質な印象を受けます。コントラストも明瞭です。
 
 

ジップ周辺

 
(前期型)
 
 
 

CONMARスライダー及び尿素ボタン



ジップはベル型コンマー。尿素ボタンはオリーブグリーン色のものが採用されておりますが、前期型は尿素ボタンの成形色がブラウンです。


尿素ボタン・サイドビュー

 
尿素ボタンの成形も前期と異なります。
後期型はボトムが一段盛り上がっていますが、前期はこの盛り上がりがありません。
説明しずらいので、参考までに前期尿素ボタン↓
(前期型)
 


ボックス・フロント

 

ボックス・バック

 

コの字止め周辺

  
 
※画像の無断転載は固くお断りいたします。