たぶろう美術協会第27回近畿支部展が終わって | てつりんのブログ

たぶろう美術協会第27回近畿支部展が終わって

今年も10月27日の火曜日から11月1日の日曜日まで、奈良平群のスペースパナクティにて開催されました。

今年私は6月に国立新美術館にて出品したF50号の「鶏肉屋での一コマ」と、昨年上野の森美術館日本の自然を描く展で入選したF10号の「猪名川町杉生・大野山への道」の2点を出品しました。
奈良平群「鶏肉屋での一コマ」展
観に来て下さった人達には自分の作品の説明をさせていただき、前者を「たのしい。」とか「コレ、(モチーフにした)鶏肉屋さんにあげると喜ばれそう」などと言われ、後者を「秋の風景ですね。」、「静かな風景ですね。」など、いろいろおっしゃられてました。

STさんの和歌山県の海岸の日本画は、海岸に佇む数十匹のカルガモを描かれており、やや曇がかった青空と岩礁の対比、その間のブルーな海のコントラストが目をみはりました。
またF10号のシンピジウムの絵も出されてました。
和歌山県海岸の日本画、太鼓踊りの絵

 

一昨年ご逝去されたKTさんの作品は、今回も奈良の太鼓踊りの絵で、小学校高学年か中学生くらいの男の子が太鼓の演武をしている様の油絵でした。

また、KTさんの娘さんのアクリル画は、縁側に佇む浴衣姿の娘さんを描かれてて、まさに”絵になった女性”の美しさでした。

そして、この会場の主?であるKさんが描かれたのはオイルパステル画で、不動明王の絵とロボットを描かれてました。前者の絵は悪政に対して怒ってる不動明王の絵で、後者はどこかの展覧会で展示されてた工芸品のロボットの絵でした。
また、モデルがどなたなのかはわからないが、ご婦人の斜め横顔の絵も出されてました。
奈良公園の展覧会、不動明王とロボットの絵

Yさんは、線路のミクストメディア、静物の水彩画、水道管と稲穂をフェンスのペン画を出品されてました。
奈良公園で鹿と戯れている絵
YYさんは、奈良公園でご自身のお孫さんが鹿と戯れている絵で、それがまるで内緒話をしているかのように見えた絵でした。
最終日ご本人も連れて来られ、絵のようにはにかんでおられてました。

HMさんの木版画は、ご自身の自叙伝や思い出や淡い恋愛をねたにされた版画で、顔のまわりにサイケデリック文字みたく曲がりくねった小洒落た文章の画でした。

勿論、例年と同じくYYHさんとTYさんのモルディブでのダイビング写真や、TSさんの篆刻書芸も出品され、印鑑の彫り製作の実演もされてました。

潜るといろんな魚がエサ目的で寄ってくる様を写真にされてました。

TSさんの印鑑製作と篆刻、書画は古代中国の雰囲気を髣髴させ、なんでも墨や朱肉さえも特殊なものを使用なされてるのだとか。
TSさんの篆刻書画、魚のエサ
6日間に亘る開催の中で、今年は身内の方々の来場者が多かったようだが、来られた方々は勿論、出品者の我々や横のショップの店員さんも観賞を楽しまれた展覧会になったと思います。

来年も私の絵ねたは既に決まっている。どんな感想をいただけるのかが楽しみだ!