日生港をブラツき
日生港へ行って来た。
場所は岡山県に属するが、交通の便はそれほど悪くはない。
最初に社会人デビューした宗教系ビルメンカイシャの研修施設が、この港から船で15分ほどの島にあるのでお馴染みの港、と言えそうだが、その研修場自体に1度しか行った事がなく、電車と船を乗り換えた町でしかなかったので、この港を見て回った事はなかった。
風光明媚な港であるけれども、当然そのカイシャ時代を思い出しそうなので、ブラツく事も降り立つ事もずっと避けていた。
それでもまあ、当時は昭和最後の年だったし、今は令和の時代だからゆうに34年の月日が経っていて、しかもあのカイシャとこの町もあまり繋がりもないヤロてな事で、ブラツきに行ったのだ。
降りてみると、いかにも瀬戸内海の小島への玄関口の漁港という感じで、タンカーも停泊しているが、殆どが漁船ばかりで、まれに島々への連絡船がある程度。

当然漁業も盛んで、ここから遠洋漁業もしているようだ。

特に牡蠣の養殖が盛んで、串刺しにしたホタテの貝殻に稚貝を付けて、それを海に沈めて育てるようだ。

資料館では、この日生出身、そして所縁のある文学者たちの資料や、昔の漁具や船の模型などが展示されてて、DVDアニメでわかりやすく漁業の方法を解説していた。
その資料館の古写真では、湾や海に注ぐ川に沿うて多くの瓦屋根の家々が密集していて、昔から結構栄えてた漁港だったんだな。
現在は昭和後期に建てられた小さな商業ビルもあるが、所々にそれら古い町並みも残っている感じ。

五味の市という漁協の魚市場では普段は捕れ立ての魚類が買えるんだが、行った時は17時台だったのでもう閉館していた。牡蠣が乗った変わった食べ物が食べられるそうだが。
最後に夕食で食べたお造り定食は、さすが漁港だけあって、普段口にしている刺身よりも瑞々しい味わいであった。
