THE MODS TOUR 2017 「ONE SHOT DEAL」 | てつりんのブログ

THE MODS TOUR 2017 「ONE SHOT DEAL」

 
22日水曜日、ザ・モッズのライヴ・「TOUR 2017 ONE SHOT DEAL」へ行って来ました。

開演約10分前から、「モッズ、モッズ」「もりやーん!」「しゅー!」「キーコー!」「チサキー!」などのコールが響き亘り、19時少し回った頃、会場が暗くなり、デカイイントロのBGMが流れたかと思うと、いきなりハイテンションのスピードチューンをブチかましました!

今回もリーダーの森山さんは、ボーカルはもちろん、ギターも結構弾かれてて、リードギターも弾かれる事も多かった。しかも、結構難しそうなソロで、何かのインタビューで苣木さんが「森やんは俺よりもギターがうまいよ。」と仰っていたのを思い出した。

何かの病気を患っているとは思えない位、ステージを縦横無尽に動きまくってたし、ボーカルの声量も以前よりも増したような気もする。

リードギターの苣木さんは、今回も一番お好きな黒いギターと、私が持ってるのと同じ赤いギターと金色のギターを弾いておられ、今回はパンクロックのギターでは珍しい、スライドテクニックも披露なさってた。
そのテクニックも素晴らしいが、決して”オレガオレが・・・!”、の過度に目立ちすぎるギタリストではないので、一バンドに属するギタリストとして、もっと評価されていいと思います。
またコーラスも、キチンと森山さんと美しくハモッていた。

ベースの北里さんは、目立つファジーなベースサウンドを奏でておられた。そのファジーな音でのベースソロがあったし、私自身がベース弾いてるせいか、結構聞き取れ目立つ音で、キチンとルート音押さえつつ、ノリのいいドライブ感溢れるベースサウンドであった。

ドラムの佐々木さんは、顔の表情を少しも変えず、口を一文字にして、ただただ真剣にドラムをたたいていた。お若いのに、ロカビリーチックなドラミングもバシッとキメてくれました。

モッズの全てのアルバムを持っているワケではないので、当然私の知らないナンバーも演奏していたが、ほとんどがモッズファンの間では知られてるお馴染みのナンバーが多かった。
佐々木氏以外は60前後の人達が奏でるとは思えない、スピード感あるロックンロール曲や、宅建、簿記2級、FP3級など資格試験の直前に自分への応援歌として聴いた曲や、自分が永年鉄道趣味をやり続けてきた事ともカブりそうな曲、仲良かったラブラブ!ドキドキキスマークなお店の店員サンを思い起こさせるような曲なども演奏、ノセられるとともにジーンとさせても下さいました。

アンコールは2回あり、現代の緊迫する世界情勢を揶揄せんが為、某二大国家のトップにブチかました曲や、永年ロックをやり続けてきた漢(おとこ)の喜び哀しみ感動をモチーフにした曲等で会場を盛り上がらせて、終了となりました。
ついでながら、今年のモッズのツアーはこれで終了となるようです。(26日栃木県で他バンドとのジョイントフェスはあるが、それは除く)

今回も感動すると同時に、北里さんみたいなベース音を出してみたい、ベースのみならずギターもまた手にしたい、練習したいと思わせました。

最後に心残りだったのが、お目当てのグッズが、会場着いた時には既に売り切れてて買えなかった事であります!(苦笑)