周期的に、全てがバカバカしく空虚で白々しくて拒否したくなるときが来る。
昨日はそんな時だった。
多分、金原ひとみの『アッシュベイビー』を読んだせい。
本のテンポと一緒に、とんとんとんっとあっという間に全てに対する嫌気で私は充満してた。
そういう感覚は嫌ではないんだけど。
はっきりいって、一番まともな状態のような気もするし。
へらへら笑ってるよりもよっぽどまとも。
そんなに楽しくはないんだけどさ。
嫌気の勢いで昨日書いた文章を読み返してみたけど、
死んじゃえとかバカとかあほとか、まー好き放題にイライラを発散しておりました。
まあでも。
少しは落ち着いた今でもまだ思うけど、生きてるってのは尋常じゃないよね。
ここまで無駄なことがあるかって、ないだろうよ。
人生に意味のないことなんてとっくに分かっちゃいたけど、
改めて考えてみると、ここまでばっかみたいなことなのかって思うよ。
世の中にはあまりに根拠がなさ過ぎて、今この瞬間に身体が空気に溶けてっちゃっても
全然不思議はない気はするしむしろその方が自然なんじゃないかってすら思うけど
そうはならないし簡単には消えてくれない。
そんなこと言って私は今消えちゃうのを100パーセント望んでるのかっていうと、
わりと未練たらたらだし、痛くて苦しい思いをするのはちょっと勘弁。
いやはや、なんて人間らしい。
存在することに意味がないっつってんのにのに「らしさ」を語るなんて、
あんた矛盾だよって突っ込みたくもなるけど
ま、私含め世の中結構バカばっかだからそんなに気づかれることもないでしょう。
ね。
時間の感覚だって不思議だよなあ。
なんだって、みんな共通で1秒一日一年って数えていられるんだか。
過ぎたこととか先のこととか今とか、何で区別してるんだか。
全部が渾然一体であって何がいけない?
インドの人だかが0を発見しちゃったみたいに
過去未来現在もきっと誰かが発見しちゃったんだろうけど
はっきりいって余計な発見だよなあ。
そんなもん全部一緒にしとけば少なくとも歴史の授業はなかったはず。
タイムスリップもしたい放題。ドラえもんもびっくり。
いや実際ね、かすかな感覚として、私の腕とか頬とか耳の横で、
あらゆる時間が行き来してるんじゃないかってのがあるんだよね。
なんにせよ、私がこうしている今このときっていう時間には信憑性がない。