吸引機が壊れた。
2018年に在宅医療になり、
痰の吸引に使っている吸引機。
購入は補助があった。
日常生活用具給付だ。
障害者の日常生活を助ける為の物で
存在すら知らかったが、
自分が障害者となって
有難みを知った。
2018年にこの制度で
全額補助金で購入した。
在宅医療が始まって購入するまでは
訪問看護で無償でレンタルして貰っていた。
有難すぎる対応。
そんな吸引機が
購入7年で壊れた。
スイッチを入れても動かない。
ヒューズを購入して
変えても駄目。
新しいのを買うしかない。
だが日常生活用具給付が使えない。
理由は吸引機の耐久年数の設定が
10年だから。
後3年しないと新しい吸引機を
補助金で購入する事が出来ない。
利用している吸引機は「ミニックS-Ⅱ」
その説明書には
正しく保守点検して使った場合
購入して7年。
今回の故障は
つまり正しく使って
正しく壊れた。
しかもこの7年たった場合には
メーカー修理を受け付けて
もらえない事になっている。
日常生活用具給付の耐久年数が長すぎる。
メーカーの耐久年数は7年。
日常生活用具給付の耐久年数は10年。
メーカーの耐久年数よりも
3年長い10年は適正ではないのではないか?
訪問看護師さんに
故障した事を話したら、
その日に無料で貸してくれた。
ホントに有難い、
この訪問看護の会社と巡り合えて
在宅医療運はいい事を感じます。
新しいの購入せずに
うがいや掃き出しでなんとできないかと
試してみたが、
喉の奥に溜まっている痰は
吸引機に勝るものは無いという結果が
分かっただけ。
新しいのを自費で購入するしかない。
ちなみに胃ろうの栄養注入で
使う加圧バック。
これは日常生活用具給付の対象ではない。
一度役所の担当部署に
加圧バックなどの注入道具一式を
持って行き、必要性などを説明。
加圧バックを日常生活用具給付に
追加する事は出来ないのかと相談に行った。
担当者は加圧バックなどを
写真に撮り、議題に上げるとなった。
だがそれから何年たっても
加圧バックが加わる事は無かった。
そんな事を思い出しました。
今日も生きててえらいぞ、自分。