去年の12月の話なんですが、

書くタイミングを逃していました。

 

 

 

2024年12月某日。

 

起床時から上の前歯の一本に痛みが。

 

何か痛いなぁと思いながらも、

朝の薬を胃ろうで入れる。

 

唇が渇いており、

リップクリームを塗る。

 

上唇を塗っていた

唇と口内の境目が無い感じがし、

そのまま上唇の中の方まで塗っていた。

 

 

指で歯を触っても痛いし、

 

舌で触れても痛い。

 

虫歯の痛みではなくて

歯根が痛む感じ。

 

 

何か違和感があり、

上唇を舌で触れると感覚が無い。

 

昔から麻痺していたっけと考えるがそうではない。

 

 

ちなみに2018年1月の手術以降は年単位で

口内の一部は麻痺していた。

 

2025年現在は麻痺していない。

恐らく。

 

 

鏡で唇を確認すると上唇が腫れている。

 

腫れのせいで唇と口内の

境目が分からなったんだ。

 

上唇をめくると真っ赤に炎症している。

 

 

何が起こっているんだ?

 

歯の根元が炎症が原因で上唇までこうなっているのだろうか・・・

 

 

時間が経つごとに

何度も舌で触って痛みが減っていないか確認する。

 

 

何時よりも薬用マウスウォッシュを使用する回数を増やすぐらいしか出来なかった。

 

勿論歯もいつも通りに磨く。

 

 

そんなこんなで痛みは変わらず一日が終わった。

 

 

次の日起きると痛みが和らいでくれていた。

 

さらに次の日も益々痛みは和らぎ、

 

三日後には痛みは無くなった。

 

 

 

次の週に大学病院への通院日があった。

 

何時もの抗がん剤と歯科の予定も。

 

 

歯科では、

治っているが一応伝えよう。

 

 

歯科に関わらず大学病院で

治っている話をしても、

経過観察となるのが通院あるある。

 

きっと重大なきっかけとなる症状であれば、

先生のセンサーに触れるだろうと信じている。

 

 

歯科で何か気になる事はありますかと聞かれて、

 

三日で治りっており今は何ともありませんがと前置きして痛んだ話を伝えた。

 

 

歯科の先生は、

 

「患者さんあるあるなんですよ、

病院に来ると治っているって!」

 

 

口内まで炎症していたのが心配だった事もあり、

 

「上唇の中まで炎症していたんですよ。」

 

と伝える。

 

 

先生、

 

「口内炎ですかね~~」

 

と軽く返される。

 

 

読んで字のごとく口内炎ではあるけど!

 

上唇をめくって

あんなに広範囲が炎症していた事はない。

 

でも確かに口内炎ではある。

 

 

そんなこんなで話は終わり、

いつも通りに歯のメンテナンスで歯科は終わった。

 

 

想像していたような反応ではあったが、

少しだけがっくりとした。

 

 

でもそれから1か月以上経つが

同様の症状は出ていません。

 

それが何よりです。

 

 

今日も生きててえらいぞ、自分。

 

 

通院あるあるであり、

患者あるあるでもあった話でした。