先日の大学病院での話。

 

 

耳鼻咽喉科でバイタルチェックを終えて、次の目的地である外来化学療法室へ。

 

 

降りるエスカレーターに乗ると、

 

前の人が軽やかに

飛ぶようにエスカレーターを下っていました。

 

その人は若い女性。

 

 

元気で羨ましいなぁ。

 

 

自分は半年間の寝たきり後には、

要介護4となりました。

 

それからリハビリというなの散歩を経て今がありますがが、

 

階段は手すりを持ち、

足元を見ながらでないと駄目です。

 

 

でも元気そうに見えた彼女も、

医療従事者ではなく、

大学病院に通院している患者さん。

 

案内票を持っていた事もあり、

何処かの病気で通院している。

 

 

大学病院という患者数の多さは、

待ち時間がつきもの。

 

自分もそうですが、

早く受付したい気持ちは良く分かります。

 

エスカレーターを歩いたら駄目なのはあるのは置いています。

 

 

エスカレーターを降りて、

外来化学療法室へ。

 

受付を終えて、

ソファーで自分の採血の順番を待っていると、

 

隣のソファーに

エスカレーターを軽やかに歩いていた女性の姿が。

 

 

その若い女性も、

自分と同じ

抗がん剤治療の為の通院でした。

 

 

羨ましいなと思っていた自分が恥ずかしくなった。

 

 

 

今日も生きててえらいぞ、自分。

 

大学病院での一コマでした。