お風呂でよくある話です。

 

癌以前から血圧は低い方。

 

癌治療後には、

血中酸素濃度も低下。

 

血液検査結果は常にLOW。

 

 

抗がん剤治療による後遺症の一つだと思いますが、

もしかしたら放射線治療かもですが、

正確には良く分かっていません。

 

癌治療後からの症状である事は間違いありません。

 

 

 

立ち眩みが激しくて、

大学病院で主治医から別の科を紹介された時には、

 

検査した結果、

先生からあまり聞かない話をされた。

 

 

「起立性低血圧ですね。」

 

「塩分をたっぷりとって血圧を上げて下さい。」

 

 

病院の先生から減塩を言い渡される事は多そうだが、

 

増やせは珍しいのではと驚いたりした。

 

 

口から食事が取れない。

 

胃ろうからは栄養剤を注入。

 

塩を舐める気にもなれずに、

塩分を多めに取るのは端から諦めて実行する事は無かった。

 

その頃に比べると

今はかなり貧血の程度も回復してきました。

 

あの頃は毎回

床にしゃがんで耐えなければならなかったので。

 

 

今現在、

立ち上がると大小の差はあるが、

貧血は起こります。

 

 

それはお風呂でも起こります。

 

 

お風呂で湯船から出て、

 

まず頭を洗おうとするのですが、

 

椅子に座った状態で、

 

シャンプーのボトル、

 

ボディーソープのボトル、

 

リンスのボトル、

 

首保護の為の

リモイス泡クレンズのボトル。

 

 

それらのどれを手に取って良いのか

分からない。

 

どれを手に取って良いのかというか、

 

何をしようとしているのかが

分からなくなります。

 

頭が真っ白な状態に。

 

 

少し時間が経過して、

 

ようやくシャンプーを使いだします。

 

 

これも貧血によるもの。

 

 

お風呂に浸かり血圧が上昇し、

 

お風呂からあがり血圧が下降して貧血を起こしている。

 

 

脳に血流が回らずに思考能力が下がってしまうのでしょう。

 

 

お風呂を出て、

座った状況での出来事なので

危険性は低いと思っていますが。

 

 

今日も生きててえらいぞ、自分。

 

 

貧血は寝起きが一番辛いかもです。

 

 

ヒートショック対策で、

脱衣所はヒーターで温めてから利用しています。

 

 

写真は本文に全く関係ない、

先週の通院時の当日番号です。