この前の木曜日は通院でした。
(2023年10月26日)
検尿
採血(&ルート取り)
と終えて主治医の診察を待ちます。
採血結果が出るのが1時間。
少なくとも一時間は待つことに。
以前は大学病院内のコンビニにいったり、
ATMにいったりとしていましたが、
重い荷物を持っての移動。
重いのはお昼の栄養剤などをカバンに詰めこんでいる為。
大学病院内で発熱した時も、
待ち時間に荷物を抱えて
あっちこっちと歩いていた。
それからは座っておとなしく待つことに。
1時間経たないぐらいで、
家族連れの方々が診察に呼ばれる。
診察室前で、
「主治医に家族は良いか?」
「聞いてから入った方が良いのかなぁ」
などと話していた。
70代ぐらいの夫婦とその家族と思われる人達だった。
これから癌宣告だったり、
これから治療方針だったりの話かなと思うと、
こちらまで気が重く。
家族が入って行って暫くして、
旦那さんであろう人が診察室から
電話しながら出てきた。
大きい声で目の前での会話で、
聞くつもりが無くとも内容が伝わった。
「予約していたのですが、
キャンセルで
家族が癌になってしまって病院に来ているんで。」
ああ、やっぱりそうか・・・
自分たち抗がん剤の通院での
短い診察と違い、
長い時間診察室にその家族はいた。
次が自分の番だった。
主治医からは発熱したりしませんでしたか?
などの現状の話。
こちらからコロナワクチンと
インフルエンザワクチンを
先週受けましたと事後報告したり。
主治医から、
「もう1年ですね。」
「腫瘍再燃の時期から」
今さっきまでは、
癌の治療方針の話などを本人と家族にして。
次の自分にも過去の話をしたりと、
医者って凄いな。
次から次へと頭を切り替えて。
心もなのかな?
多分そんな時期は通り過ぎているのだろう。
新規の患者と受け持っている患者と
何人ぐらいなんだろうと思ったり。
自分も、
「あの時は辛かったです。」
などと気持ちを伝えたりした。
口内のチェックしてもらい
診察は終わった。
外来化学療法室へ行き、
抗がん剤(オプシーボ)を投与して
無事に病院は終わり帰宅した。
この日も滞在時間は最短に近かった。
今日も生きててえらいぞ、自分。
大学病院の先生は何人ぐらい受け持っているんだろう。
看護師さんに良い所に
刺さっていると言われたルートの写真です。