木曜日(2023年8月3日)は
大学病院への通院日でした。
オプシーボ投与する予定でしたが、
投与出来ずに帰宅しました。
理由は発熱です。
前日水曜日(8月2日)
久しぶりに鼻血。
結構な量の出血。
途中固まり掛けの血を吐きだしたり。
40分で止血。
吸引はしたが血を誤嚥したかも。
通院日当日の朝。
排便を終え便器を見ると便器内が血に染まっていた。
昨日の鼻血で今日は痔の出血。
上からも下からも出血で今日は発熱しそうだと身構えた。
大学病院へ。
採血を終えて主治医の診察待ち。
待ち時間の最初に大学病院内のATMに。
待機所に戻ってくる最中に、
関節が痛みだしました。
この日は何時もよりも
主治医診察の待ち時間が長め。
2時間待ちました。
その間に節々の痛み、
怠さが増し待つのが辛い時間に。
ようやく主治医に呼ばれて部屋に入るなり、
主治医が体調が悪そうだと気が付きました。
節々が痛み、
これから発熱しそう、
昨日鼻血で誤嚥したかも、
ここ数ヶ月出ている発熱する前の症状だと伝えました。
しかし、
不調前の採血での血液検査の結果は
炎症の数値も低い。
他の数値もいつも通り、
朝の体温も平熱だったと主治医。
良いように考えれば、
大学病院内で発熱すれば詳しく検査して貰えるかもと考えていたが、
そうはならず
血液検査的には抗がん剤にOKは出せますど、
どうしますか?と主治医。
せっかく大学病院まで来ているし、
悪寒はまだ出ていないからと判断。
主治医にオプジーボは受けますと伝えた。
酷くなったら連絡下さいとの言葉を貰って部屋を出る。
外来化学療法室に付いた頃には寒気が・・・
受付すると一時間待ち。
受付のお姉さんに、
「寒気がするので何か掛ける物を借りれませんか?」
と尋ねた。
直ぐに、
話を聞いた看護師さん達が集まってきた。
大きなタオルケットを肩と膝に掛けてくれた。
看護師さんは、
これから熱が出ると言う。
その通りだ。
何時から?
最近コロナの人と近くにいたかなどの
質問に答えたが、
「何と言っているのか分からない。」
と看護師さん。
世間話では話は大体で話せているが、
きちんと聞かないといけない事は喋れていない事実を突きつけられた。
身振りと何度かの言い換えで、
別の看護師さんが理解してくれたよう。
主治医に何度か連絡を付けてくれた。
横になれる場所を探してくれて、
耳鼻咽喉科のフロアまで更に
別の看護師さんが車椅子で移動させてくれた。
エレベーターで
ベットがある部屋に移動。
耳鼻咽喉科の看護師さんが来て、
バイタルチェック。
7度5分。
熱が出てしまった。
でもこれで詳しい検査してくれるかもと期待も。
しばらくして主治医が部屋に。
主治医に発熱した事、
今まで話していた症状でこれから38度39度まで出ると伝えた。
記憶があいまいなのですが、
主治医は、
「手足の痺れがないのでオプジーボの副作用とは考えずらい。」
「今日の投与は辞めますか?
薬の効果が出ているので一度スキップしても大丈夫ですよ。」
今の時間を主治医に聞くと、
もうオプシーボ投与の時間まで5分。
出来れば受けたいが、
今カロナールとコートリルを飲まなければ、
これから高熱で動けなくなる。
(病院なので薬を出して欲しいが・・・)
オプシーボ投与し帰宅するまでに
悪化するのは目に見えている。
泣く泣く、
今日は帰りますと伝えた。
熱が続いたら連絡下さいと言い残して
主治医は去った。
熱が続いてら何か分かるのかな?
期待できないなぁと悲しい気持ちに。
そこからは耳鼻咽喉科の看護師さんが全て動いてくれた。
自分は何もせずに済んだ。
せっかく抗がん剤用のルートが取れているので
水分不足かもなので、
何か点滴受けて帰りますか?
と看護師さん。
点滴だと時間が掛かるので考え断り、
水分を入れる意味でもと、
自分でお昼の薬を胃ろうで注入。
駐車場への院内巡行バスの場所まで、
車椅子を押してくれた。
一人で運転して帰る事を心配してもらったりも。
7度5分はまだ自分で動く事が出来る。
それでも車椅子押して貰ったり
会計などと何とかしてくれた看護師さんありがとう。
体に負担をかけずに家に帰る事が出来た。
しかしまさか、
体調を崩して病院から帰るとは・・・
体調を崩して病院に行くのが普通なのになぁ。
13時
家に戻り、
コートリルとカロナールを注入。
体温は7度8分。
少し上がった。
半固形ラコールを時間をかけて入れた。
大学病院内で直ぐにコートリルとカロナールを入れる事は出来なかったが、
発熱しているが、
意外と体はそこまで辛くは無かった。
耐えれる範囲。
激しい悪寒もなく、
寒気も治まりエアコンを入れるぐらい。
庭を見ると今朝水やり出来ておらず、
紫陽花の葉がしな垂れていた。
自分は医療従事者がいるが、
植物には自分しか居ない・・・
今のうちにと水やりをした。
15時に体温を測ると、
7度1分。
高熱が出ずに済んだのか?
体が強くなったのかなんて思っていた。
エアコンをつけたままベットへ移動。
横になるとすぐに眠りに就いた。
悪寒で目が覚めた。
布団に包まっているが、
激しい悪寒。
頭が割れるように痛い。
寝ている時に寒くて歯を食いしばっていたのだろうか?
そんな痛み。
頭を手で押さえて耐える。
気合でベットから這い出て、
エアコンを消して、
パーカーとパジャマの下を着る。
ベットに戻り布団に包まる。
このままだと駄目だ、
コートリルとカロナールをもう一度入れないと。
再度ベットを這い出て、
薬を胃ろうで注入。
時間は夕方18時。
体温は、
8度7分。
19時に夜の薬。
19時半には、
8度5分。
熱はあるが、
悪寒と頭痛は消えた。
20時、
7度2分。
21時半には、
7度4分。
23時にようやく平熱に。
長い半日だった。
今日8月4日は
朝から今まで平熱。
昨日はお風呂に入れなかったので、
9時頃にシャワーを浴びる。
何だか悲しいのは、
オプシーボを打てなかった事。
大学病院で発熱しても何も分からない事。
誤嚥性肺炎かもしか分からない。
看護師さんになんと言っているか分からないと言われた事。
意外と活舌問題で人とコミュニケーションが取れない事がショックだったりもします。
でも一番はオプシーボをスキップした事。
家に戻りカロナールとコートリルを入れる判断は間違っていないとは思っています。
今日も生きててえらいぞ、自分。
長文を読んでいただき
ありがとうございました。
これから通院時に、
カロナールとコートリルのとん服セットを持ち歩きます。
それがあったら
スキップせずに済んかも。どうだろう?