「ストレスが無い事が一番良いのよ。」

 

今日、薬の配達に来てくれた薬剤師さんの言葉。

 

薬剤師さんは、

オプシーボの副作用について毎回確認してくれる。

 

手がしびれたり、皮膚炎があったりとかは無くて、

痔のまだよくなくて少し痛みがあるくらいですと答えた。

 

 

薬剤師さんは、副作用の少なさを、

 

「あなたの元々の体の強さ。」

と褒めてくれます。

 

そして聞かれました。

 

「もうオプシーボは

何クールになった?」

 

「もう100クールぐらいじゃない?」

 

 

「120クールぐらいになっているかもです。」

と答えた。

 

 

薬剤師さんは、

 

「そんなに一つの薬を長く続いて行ける事が凄い、聞いた事が無いよ。」

 

 

自分も

「運が良いと思っています。」

 

「癌になって5年を超える事が出来ています。」

と答える。

 

 

そこで最初の言葉をかけてくれた。

 

「ストレスが無い事が一番良いのよ。」

 

 

ストレスが無い事は大事なんだろうと思う。

 

 

病気になる前、

働いていた頃はストレスフルだった。

 

働いていたらストレスがあるのは当たり前。

 

心が壊れそうなぐらいのストレスがあった。

 

 

仕事の一部として、24時間対応していた。

 

会社から支給されたスマホはトラブルがあれば、

本当に深夜でも、休みでも鳴る時は鳴っていた。

 

 

今はそんな生活ではなくて、

というか無職。

 

でも日々のストレスは全くない。

 

花や植物を愛で、図書館で本を借りて読んだり、プラモを作ったりしている。

 

好きな事しかやっていない。

 

奇しくも、癌になる前はやっていなかった事ばかりだ。

 

自分を甘やかしまくっている。

 

 

不思議な人生だ。

 

 

 

今日も生きててえらいぞ、自分。

 

 

働いていると人間関係の悩みが無い人はほぼいないでしょう。

 

無職の自分は、

今も働いている方への尊敬の念は尽きません。