2022年12月8日。
大学病院への通院。
オプジーボ投与と前回受けたMRI検査の結果を聞きに。
先に結果から書きます。
生き延びました。
ここからは、
この日(12月8日)は流れです。
自動再来受付機で案内票を取り、
耳鼻咽喉科の受付に移動。
受付の前で主治医を見かけた。
挨拶するまもなく部屋に入って行った。
主治医の暗い表情や挨拶されなかったのが不安を掻き立てれた。こちらも挨拶する間も無かった。
この2週間電話が無かったので大丈夫だろうと思っていたのに弱いものです。
血液検査を終え、待ち時間を本を読んで過ごす。
そして主治医診断に。
すぐにMRI検査結果の話に。
前回9月頭と今回11月末の画像を並べて説明しますと。
そういえば初めて9月のMRI画像を見た。
主治医の説明は、
9月のMRI検査画像で原発部に18㎜の腫瘤が出現。
腫瘍再燃の疑いでPET検査などを受けてもらいました。
今回11月末のMRI検査画像では、
5㎜に縮小。
主治医は、
癌の増大だとしてら、
オブジーボが効かなくなったのがまた効果が出だす事はあり得ない事だと。
恐らく炎症だったのだろう。
噛む事で炎症が起こったのかも。
画像は癌が死んで空になったようにも見えます。
来年1月にCT検査を行いますが宜しいですか。
主治医の説明に良かったと声にだし
安堵した。
CT検査は受けますと答えた。
検査が短い期間でこんなに受けて良いのかという思いもあったが、自分の弱い所でもあるが検査を受けますかと言われるとはいと答えてしまう。
9月にMRI検査、CT検査、PET検査。
11月にMRI検査。
来年1月にはCT検査。
結構なペース。
自分の感覚的には
毎月検査を受けている気分。
でも兎に角よかった。
これで年を越せる。
心底嬉しかった。
主治医に9月のMRI検査報告書を印刷してもらう。
9月は再発だと主治医の判断で重い話など(もう治療しない選択肢も提示された)があり、検査報告書を貰えていなかった。
主治医は、
「検査結果は○○さんの物なので、
いつでも出しますので言って下さい。」
たまに検査結果を渡さない医者の話も聞くので安心する言葉だ。
主治医診断後は、外来化学療法室へ移動しオプジーボ投与。
オプジーボ投与が無事に終わり、
自動支払機では、入り口で待ち自分の番が来たら
出口から入って来たおばちゃんに横取りされ。
帰ろうと病院の駐車場を運転していると、
大学病院の敷地は全て禁煙なので、歩きたばこをしている男性を発見、
車の中から目があったが、
「うるせいよ」と言っているように睨まれた。
肺がん、呼吸器疾患の患者も沢山いるんだそ。
それでも検査結果を思い出すと
心が温かくなった。
帰宅し親と親戚に連絡。
9月と11月のMRI検査報告書をじっくりと見る。
上の検査所見が9月の検査。
下のが11月のもの。
9月の検査所見には、
左咽頭部 (内側翼突筋近傍) に長径18mm大の腫瘤が出現しており、 良好な増強効果を有しています。 4年前に指摘の再発病変と局在がほぼ一致しているようです。 腫瘍再燃を疑います。
長径18mm大の腫瘤が出現
良好な増強効果
4年前に指摘の再発病変と局在がほぼ一致
腫瘍再燃
恐ろしすぎる言葉が並ぶ。
この検査結果は当時主治医が再発確定だと言っていたのを思い出す。
場所が悪すぎる。原発部だもの。
主治医の毎週抗がん剤か治療せずに緩和ケアへの移行への提案も納得だ。
今回11月末のMRI検査報告書には、
左咽頭部 (内側翼突筋近傍) の腫瘤は前回より著明に縮小
(長径18mm→5mm) しています。
18mm→5mm
命拾いした検査結果だ。
9月のMRI検査を受けて9月末に受けたCT検査結果報告書には、
前回MRで指摘の左傍咽頭部 (翼突筋近傍) の腫瘤は、義歯による金属 artifact による影響 が強く、 今検査では同定困難です。
なので今回の結果は同じものが写っているか、
今回は写っていないかのどちらかだろうと考えていた。
18mm→5mmってなると話は変わってきて怖さも感じる。
主治医は噛む事による炎症だろうと言うが、
食事をしない自分は普通の人に比べて噛む回数は雲泥の違いがある。
というかほどんど噛まない生活だ。
検査報告書にも
左下顎骨のT2延長と増強は前回同様で、骨髄炎などを疑います。とある。
実際顎は痛むので、日中などは噛まないようにしている。
寝ている時に強く噛んでいる可能性が高いのかもです。
歯ぎしりなのか?
そして今日(12月9日)先ほど訪問診療がありました。
MRI検査の報告書を前回と今回を見てもらいました。
先生は
「良かった、これが一番よかった。」と。
先生に質問した。
「こんな場所で噛んだことによる炎症だろうと主治医に言われたのですが
そんな事ありますか?」
先生は、
「噛んだ事での炎症では無かったら、菌が付いて炎症したのか知れないね。」
そんな可能性もあるのか。
どちらにせよ「炎症」だ。
もうそれでいいし、最高だ。
9月と11月のMRI検査報告書の画像を一枚挟んで載せます。
見たくない人はここまでで。
左が9月、右が11月。
青い丸の中の白い部分がそれです。
9月が18㎜。
11月は5㎜。
前回同様、こんな奇跡的な事があるのかという気持ちです。
今日は強く言えます。
今日も生きててえらいぞ、自分。
体は頑張ってくれています。有難うです。
検査結果聞いた8日にベットに入って思ったのが、
「あーー怖かった。」でした。