主治医とMRI検査を見ながらの話。
色々と話をした後、再度聞かれた。
「PET検査を受けますか?」
パクリタキセル、アビータックスを
週一受ける。
主治医も言うように、副作用は苦しいに決まってる。
パクリタキセルの副作用、
アレルギー症状や吐き気・嘔吐、
脱毛、手足のしび れなど
アービタックスの副作用、
主にざ瘡様皮疹、皮膚の乾燥及び亀裂、続発する炎症性及び感染性の症状(眼瞼炎、口唇炎、蜂巣炎、嚢胞)
ずっと倦怠感や吐き気や皮膚障害の副作用に苦しむ自分。
毎週打って、それがどんどん積み重なっていく。
起きている時間、ずっと苦しくて、
睡眠薬でなんとか寝る。
起きた瞬間からまた苦しみが始まる。
もう自分一人で、
通院できなくなる自分。
病院へ送ってもらうが、その移動が辛くて辛くて泣く自分。
抗がん剤を打つんじゃなかったと後悔する自分。
以前体験した日々だ。
以前は寛解を目指してだが、
そうじゃなく、延命治療。
それは今もか・・・
在宅医療で、訪問診療を受け、訪問看護を受け、介護サービスを受けている今も、立派な延命治療中なんだ。
そんな未来が見えて、PET検査を直ぐに受けると答えれない。
延命治療を続けるかという答えと同等だ。
PET検査を受けずに、出来ればオプジーボを受けれれば、体調は今のままですむが。次の検査で更に悪くなれば
オプジーボは中止。
辛い抗がん剤治療を続け、
なるべく生きるか?
今の良い体調をなるべく楽しんで、
緩和ケアへ移行するのか?
パクリタキセル、アビータックスが効かなくなれば、緩和ケアですか?
と主治医に尋ねた。
答えは、「はい。」
いっそのこと、苦しまずに、
安楽死させて欲しい。
実際安楽死は、日本では出来ない。
自殺は絶対にしないと決めている。
絶対にだ。
このまま死ねたら楽なのにという気持ちも消えてくれない。
両親親戚に相談してから返事をしても良いか
と主治医に伝えた。
主治医の了承を得た。
主治医が申し訳ないのですが、9月が出張が多くて・・・
返事をする日は、9月22日に決まった。
返事をするまで長い期間が合った方が良いのでそれで構わなかった。
両親親戚に悪い知らせを伝えるのが辛いがもう連絡しないいけない。
今日も生きててえらいぞ、自分。