組織検査を受けた日。
主治医との会話で前回抜けてました。
「生検の結果が出たら電話します」
と主治医。
結果が何時ぐらいにでるのか主治医に言われたがおぼえていない。でも普通に二週間以内だろう。
前回は、看護師さんが車椅子で運ぶことになったまで。
外来化学療法室へ車椅子で移動。
受付で、一時間以上待ち時間と。
待ち時間に、内分泌代謝内科へ受診したいとお願いする。
一度、耳鼻咽喉科の処置室へ。
看護師さんが、内分泌代謝内科へ連絡。
内分泌代謝内科の処置室で休憩しながら待てるように手配してもらえる。
耳鼻咽喉科の処置室で、半固形ラコールを入れ始める。
もう12時近いのに、昼の薬を入れる事をすっかり忘れる。
内分泌代謝内科の処置室へ半固形ラコールを注入しながら車椅子で移動。
処置室に、内分泌代謝科の先生が来て、1分でいつもの薬だし時ますとなる。
この時車椅子の向きもあり、先生の方を振り返れずに顔を見る事なく受診が終わった。
耳鼻咽喉科の看護師さんが迎えに。
耳鼻咽喉科のベットが開いているので、横になって休んでいてとなる。
ベットで横になるが、
部屋が寒くて寒くて。
他のベットでは、先生と誰かが話していて、かって温度を下げるわけにもいかない。
歩いて、耳鼻咽喉科の処置室へ。
看護師さんに、もう歩いて大丈夫です。
色々とありがとうございました。と伝える。
後は、抗がん剤を受けて、会計し車で帰る。
車の運転がきついが、なんとか途中で休憩せずにすむぐらいだった。
無事に帰れたのは、看護師さんが車椅子で移動させてくれたりしたお陰だろう。
考えるのは、これからの事。
まずは、生検の結果しだい。
どうしても、先生に生検しましょうと言われて、癌じゃなかった経験が少ないので、悲観的になってしまう。
今回を抜かして、3回。
1回だけ、生検の結果、癌じゃなかった事があるが、
直ぐ後に、再々発が見つかった。
癌だとすれば、PET検査。
PET検査で、他に癌があれば、言葉にするのも怖い状況になる。
主治医は、生検で倒れた自分に、
「怖がらせすぎましたかね?」と言っていた。
怖がらせるだけだったら、幸せだと思う。
この日は、流石に何もする気もしないし、食欲も無かった。
それでも、胃ろうの良さを生かした。
食欲がなかろうと、胃ろうからいつも通りに注入した。
栄養と睡眠と適度な運動。
今の自分は、その栄養に関しては、とりあえず入れる事が出来る。
胃ろうでの注入は、いつも以上に満腹感だった。
悲観的だったが、
癌じゃない可能性もあるのではとも考えていた。