この日、陶磁器フェアというイベントへ。

 

 

口から食事が取れず、胃ろうでの栄養注入している自分に食器は、

悲しいかな必要ない。

 

購入したいのは、数百円で買えるような飲み口や、一輪挿しの花瓶など。

 

 

もう行けないだろうと思っていた事もあり、行く事だけでも満足だった。

 

 

会場では、数点購入。

 

 

30分も経たない内に、くたくたに。

 

 

食事関連のお店もあり、共用で食べる場所もあった。

 

 

そこで、胃ろうで、お昼の薬と半固形ラコールを入れる事にした。

 

胃ろうにチューブを指し、薬を水に溶かして注入。

 

半固形ラコールを加圧バックにセット。

 

半固形ラコールに、専用のアダプターを付ける。

 

そのアダプターに、胃ろうに繋げているチューブを繋ぐ。

 

あとは、加圧バックを「シュコ、シュコ」と加圧させるだけだ。

 

 

くたくたに疲れていた。

 

 

「シュコシュコ」と加圧していると、

アダプタからチューブが抜けた。

 

 

その瞬間、

半固形ラコールがドバドバッと出てしまった。

 

 

あっと思い、チューブをアダプタに着ける。

 

 

半固形ラコールが、隣の椅子を汚してしまった。

 

 

隣に人が居なくて助かった・・・

 

 

持っているティッシュペーパーで拭くが、若干よごれは残ってしまった。

 

イベント側の人を探して、椅子を汚してしまった事を伝える気力もなく、

直ぐに家に戻った。

 

 

家に戻ると、気絶するように眠りに就いた。

 

 

この出来事から、ティッシュペーパーは複数持ちある事に、イベントには申し訳ない事をしてしまった。

 

 

行けた楽しさを自分で台無しに。

 

 

ちなみに、家でも何度も、加圧バックでの失敗はあります。

 

 

2020年ぐらいに、アダプターもシリンジもチューブも、

ねじって固定するものに変わりました。

 

 

同じような失敗が沢山あったのだろうか?

 

 

新しいシリンジの先が短くて、最初のころは、

薬を注入しずらさはありました。

 

 

 

でもお蔭で、チューブが外れる失敗はなくなりました。

 

 

ねじって固定式に替わって良かったんだなとイベントでの失敗を思い出しながらそう感じます。