介護サービスのお世話になっている自分。
住んでいるのは、賃貸。
手すりがあると助かると思う事がたまにあります。
足腰というよりも、起立性低血圧の方で必要性を感じる事があります。
起立性低血圧は、立ち上がって数歩空いた時に発生します。
目の前が真っ暗になり、視力を失い、足がぐらぐらとして、倒れそうになります。
実際に、気を失って転倒して、後頭部にどでかい「たんこぶ」を作った事も。
その時は、立ち上がってキッチンへ移動した時のこと。
倒れる前に、真っ暗で見えない目で、意識を失いつつあるなかで、
「ガッチャン!」
という音が聞こえました。
意識を取り戻した時には、床に仰向けで寝ている状態。
状況を理解するのに時間が掛かりました。
暫くして立ち上がって見ると、キッチンの流しの中にコップがありました。
「ガッチャン!」という音は、コップを落とした音でした。
意識を失いつつある中では、持っているコップを落としたであろう手の感触はなく、恐ろしさを感じました。
一番、起立性低血圧が多く発生するのが、トイレに行く時です。
高い確率で、貧血となり、目が見えない中、手触りで壁を触りつつ、トイレに座ってから目も見えるようになります。
酷い時は、見えないながら壁を手探りで探して、その場にしゃがみます。
視力を失うが倒れないでトイレに座るのは、ほぼ毎日の事です。
本来は、入院中の張り紙にもあった、
「立ち上がって、5秒数えてから動き出す。」
をやるべきなのですが・・・・
出来ていません。
トイレに座る時に、手すりが有ればどうかなと考えました。
賃貸なので、工事は出来ません。
これがいいかなと見つけたのが、ニトリの手すりでした。
お店に行ってみて、このサイズなら置けるなと購入。
とりあえず、トイレに置いてみました。
まだ、貧血で視力を失っている状態で、手すりを見つけられるのかは、現時点では試せてません。
購入して良かったのかも未定です。
場合によっては、別の場所に置くかもです。
使って良かったなぁと思えれば、
足腰の弱っている親のいる実家にも、持っていこうと思っています。
本当は、立ち上がって5秒じっとが一番だと分かっているのですが、日常生活で全てそうするのは、自分には結構めんどくさいが本音ですね。
良くない事は理解はしているのですが、毎日毎回ってのがなぁ。