前回、胃ろうでシリンジを押せない時には、シリンジを引く事を訪問看護師さんから教えてもらったのが2月。

 

ちょっと進んで、それから4か月後の事。

 

胃ろうを自己管理し始めて一年の事でした。

 

前回書いたように、大学病院の入院中、

 

看護婦さんから、胃ろうでの薬、栄養剤の注入の仕方を習いました。

 

 

在宅医療になり、栄養剤が途中からは、エンシュアから半固形ラコールに変わりました。

 

胃ろうに関しては、注入するものが変わっても使い方は変わりません。

 

胃ろうに注入しようとしても、注入出来ない事が有っても、シリンジを出し引きしていました。

 

 

ある日、何を思ったのかは忘れましたが、胃ろうの使用の仕方というパンフレットを大学病院入院時に貰っていた事を思い出します。

 

パンフレットの胃ろうの使い方を初めてちゃんと見てみました。貰った時にはサラッと流し見した程度でした。

 

 

そこで胃ろう注入方法に、そうだったのかという事が書いていました。

 

 

それは、「胃ろうにげっぷさせる。」

 

 

胃ろうにチューブを接続して、まずやらないといけないのが、チューブからの胃の中の空気(ガス)を出させる事と書いていました。

 

なるほど、胃の中の空気が溜まっている時があるから、注入出来ない時があったのか。

 

今更知りました。

 

胃内の脱気と表現されているサイトもありました。

 

 

それからは、毎回げっぷさせています。

 

時に、内容物が飛び出す事もありますが、少量です。

 

 

貰った資料は、ちゃんと見ないといけない。

 

でも、他の胃ろうの人は、おそらく最初から理解しているのでしょう。

 

大学病院入院時にも、行われていたのかなぁ?

 

気が付いていなかった。

 

 

胃ろう注入には、先に胃にげっぷさせる。

 

 

すっごく大事な事を1年以上して知りました。

 

 

写真の方の投与手順では「げっぷ」は乗っていません。