56 外出先での胃ろう 2018年11月と同じ半固形ラコールの話です。
大学病院の外来化学療法室。
オプジーボ投与の時間は、大体お昼ぐらいに。
投与中に、胃ろうから昼の薬を入れる。
そして、半固形ラコールを加圧バックを使って入れる。
その途中、外来化学療法室の看護師さんが来た時に、加圧バックを見て、
「何ですか?それ?」
半固形ラコールと加圧バックの簡単な説明をすると、
「初めて見ました。」
その後も、何人かの看護師さんに説明した。
同じ病院でも、医療機能(高度急性期、急性期、 回復期、慢性期)によって、扱う物が全く違う。
まあ、科単位で考えれば違って当然なのかなぁ。
半固形ラコールと加圧バック。
訪問看護師さんの提案で導入された。
始めましてだと思っていたが、よく考えると違った。
2017年1月末の頃。
最初の癌治療である化学放射線療が終わった後、食事できずるまでに回復せずに、リハビリする為に転院した。
転院して先が、回復期病院。
そこて使っていたのが、半固形ラコールであり、加圧バックだった。
当時、加圧バックに半固形ラコールをセットするのも、
加圧バックに圧力をかける事も、パックの入れ替えも、全て看護師さんがやってくれていた。
自分で、触る事すら無かった。
その為、完全に存在を忘れていたし、それが何なのか質問すらしなかった。
ちなみに、2022年現在、大学病院の外来化学療法室で「それ何ですか?」と聞く看護師さんはいません。
長い付き合いとなり、
もう見慣れた風景のようです。
お世話になっています、
外来化学療法室の皆さん。