放射線治療の後遺症で、首の手術後が塞がらず、皮膚移植手術もした。

 

 

手術と術後感染症の影響で、

顎も変形。

 

 

日頃も鏡を見ないようにしていた。

 

 

それはお風呂でも、鏡の方は向かずに、体を洗う。

 

 

見ていい事が無い。精神衛生上、見ないようにしていた。

 

 

見ない様にしているとはいえ、全く見ない事は出来ずに、薄っすらとだが首を見た事もあった。

 

 

皮膚がカサカサして、うろこが剥げているように首全体がなっていた。

 

 

元気な時なら、剥がしたくなる事もあるが、絶対にそれはしなかった。

 

 

首をシャワーで洗い流す時は、前かがみになり、首の後ろにシャワーを当て、その流れた水で、優しく洗っていた。

 

 

直接、シャワーを当てるのが怖かった。

 

 

退院して、4か月、そうしてきた。

 

 

 

この日、何を思ったか忘れたが、首に直接シャワー当てた。

 

 

直後に、痛みが走り、シャワーを首から外した。

 

 

シャワーで、首の皮膚が裂けたと思った。

 

 

お風呂からあがり、首の痛んだ箇所を恐る恐る触ると、血が付いた。

 

 

シャワーを首に直接当てるのは、早すぎた。

 

 

実際に、裂けたのかは分からない、傷の箇所にシャワーを当ててしまったのかも知れない。

 

 

この時も、首を鏡で見る事は出来なかった。

 

 

どちらにせよ、シャワー程度の力で、痛む首が怖かった。

 

 

 

追伸

 

2022年2月現在も、怖くて首に直接シャワーは当てる事は出来ません。

 

トラウマですね。

 

皮膚科にかかるようになったし、多分大丈夫だと思うのですが、出来ていませんし、当分しないと思います。

 

ヘパリンクリームが手放せない、保湿の鬼になりました。