内分泌代謝内科の受診を受けたこの日。
親とけんかした。
今でも、複雑な気持ち。
親子喧嘩を書くのは、恥ずかしくもあります。
内分泌代謝内科の先生に、副腎皮質機能低下症(副腎機能不全)と診断された。
その時に、先生に薬を服用すれば症状が落ち着いていくと説明が。
詳しくは覚えていないが、今日、16時に薬を服用して下さいと言われた。
この16時がけんかのきっかけとなった。
薬は、大学病院からいつもの薬局へファックス。
この日もオプジーボの副作用で、極度の疲労。
車椅子でも、ぐったり。
座っている事がきつい。
自分は何も出来ずに、車椅子の上。
CT検査もあった事もあり、遅い時間だった。
支払いを終え、外へ。
駐車場から父親が車を出し、病院入り口まで来てくれ。
車椅子で近くまで行き、乗り込む。
母親は車椅子を返しにいってから乗り込む。
車に乗り込むと、後部座席で座っている事が出来ずに、横になる。
車に乗るだけでも、こんなにも助けてくれている両親。
自分はきつく、きつくて、自分の事しか考えられない。
帰りの車の中、自分の感情が爆発したのは、
両親が16時までに薬を持ってくるようにと薬局に電話した事を知った時だった。
親に、時間を区切って薬を持ってこさせるなんてと感情的に言った。
車に乗っているのが、もう16時になろうとしている時間帯だった。
いつもお世話になっている薬局は、大変優しく対応してくれている。
薬を配達している薬剤師の方は、いつも二人組。
そして、社長である薬剤師の先生は、見た目は70代には見えないが、70代の女性。
毎日、色々な所へ。薬を配達し、その場所場所で、体調を聞くなどもしている。
その薬局に対して、時間指定して持ってこさせるなんてという事もあり感情的になった。
16時の時間指定ならば、予定を変更して、薬を粉状にして持ってこないといけないだろうと。
いつもお世話になっている薬局になんて事してくれたのだという思いも。
16時に時間指定しておいて、自分たちが16時には家に戻れそうにない。
なぜ遅れますと電話しないだと感情的に言った。
父親は、
「あっちも商売やけ、いいやろ。」
その言葉に激怒。
「車を止めてくれ、降りる、一人で帰るから」
活舌も良くなく、話す力も無かったが、叫んだ。
母親が薬局に家に戻るが送れますと電話したような記憶もあるが
曖昧です。
到着まで、おろして貰える事は無く、家に。
本気で降りて、タクシーで帰る気持ちだった。
16時を過ぎて到着した家の前には、薬剤師さんが待っていた。
薬を渡し、急ぐようように去っていいた薬剤師さん。
予定を変更して、別の配達へ急いだのだろう。
両親も、自分を部屋に移動させ帰った。
今、考えれば、感情的になる必要もなく、話せば良いだけの事。
直ぐに薬を入れて、息子の状態が良くなればと考えての行動。
時間に送れるのであれば、自分で電話するべき。
その時は、電話する事も出来なかったが、イライラするのも副腎不全の症状のひとつと「オプジーボ使用中に気を付ける症状」の冊子に書いてあった。
なんだかいい訳のようです。
自分は、体調が悪い時は、自分の事で精一杯で自分の器が本当に小さくなってしまいがちです。
未熟です。
あれ以来、親子喧嘩はしていません。
癌以前に喧嘩した事もほぼありません。
今現在も、関係は良好です。
本当に未熟です。