10月4日。

 

極度の疲労は、限界値まで。

 

目を動かす、

目線を変える事すら辛い。

 

 

 

この日は、通常のオプジーボ投与の為の大学病院への通院日。

 

この日も一人で通院出来ずに、両親に送ってもらう。

 

両親は家を朝6時過ぎには出ている。

 

 

大学病院内での移動は、車椅子。

 

車椅子に座っている事すらきつい。

 

この調子なので、オプジーボは投与されないだろうと考えていたが、主治医の受診では、投与可だった事に驚いた。

 

この日は、CT検査も。

 

 

内分泌代謝内科の受診も。

 

先生からの説明では、

 

オプジーボの副作用で、

副腎皮質ホルモンの分泌量が減少。

 

副腎皮質ホルモンは、体を動かすホルモンです。

 

ホルモンを作れないので、薬(コートリル)で補いましょう。

 

薬で補え続ける事になります。

 

毎日、朝晩服用です。

 

今日は、手元に入ったら、直ぐに服用してください。

 

 

体を動かすホルモンの不足。

 

体を動かすと言えば、立ったり、動いたりだと思っていたが、

まさか目線を変える事も、体を動かす事だとは・・・

 

 

下の紙は、オプジーボを使用するにあたって貰った物。

 

「オプジーボ使用中に気を付ける症状」

 

そこに線を引いたところの記載には。

 

いつもより疲れやすい(倦怠感)、体重の現像、行動の変化がある

(西洋区が減る、いらいらする、物忘れしやすいなど)、からだがだるい

 

→恒常性、下垂体、副腎など内分泌機能異常の確認が必要です。

 

この症状に当たっていた。

 

目を動かす事が辛いまで、我慢するんじゃなく、からだがだるい時点で異変に気が付かないといけなかった。

 

思考の困難まで行くと、自分では何も出来ない。

 

 

でも、難しい問題もある。

 

「オプジーボ使用中に気を付ける症状」では、からだが怠くない状態から投与する前提。

 

自分は、投与時、何度も全身麻酔での手術を受け、長い寝たきりの入院中。

 

退院の投与後も、廃棄症候群のような体を動かすのが困難で、

投与の影響で、だるい、怠くないを判断できる状況では無かった。

 

退院後も、通常の体では無かった。

 

それでも、疲労感が増していっていたのは事実。

 

それを副作用ではと、「オプジーボ使用中に気を付ける症状」を見直さなかった自分のミスだと思います。

 

 

「オプジーボ使用中に気を付ける症状」が正しい事は間違いまりまえせんし、大事な冊子です。

 

 

本人、もしくは周りの人間、家族や医療従事者の方が変化に気が付くしかないとは思う。

 

もしも、これからオプジーボを投与する方、その家族の方がいらしゃったら、「オプジーボ使用中に気を付ける症状」を参考にされ他方が良いと思います。

 

説教臭い事を言える身分ではありませんが、これから投与する方が早めに気が付いてもらえればとは思っています。

 

※「オプジーボ使用中に気を付ける症状」の画像は2018年の物です、最新の物ではありません。