外来化学療法室へ。
ベットかリクライニングチェアか聞かれ、「どちらでも」と答えた。
ここも間違いだった。
体調が悪いのだからベットにするべきだった。
チェアで抗がん剤開始。
いつものように、靴下も脱いで。
上着は、チェア奥のハンガーに。
抗がん剤投与中、悪寒が・・・
チェアを倒した状態で、ナースコールを押す事も出来ずただ震えていた。
ガタガタ震えていると、丁度後ろを看護師さんが通った。
「掛ける物をお願いします。」
薄いタオル地のものをかけてながら、
「こんなのでごめんなさい、寒かった言ってね。」と。
薬と栄養を入れれば、何とかなるのではと、
それでも有難く、そのまま耐えていた。
抗がん剤投与が終わり、重たい体で、耳鼻咽喉科の処置室へ。
処置室に入ると、廊下で待つように言われる。
その間も、寒く、人が居なかったので、ソファで横になって待った。
確実に、高熱が出るのが予想が付いた。
看護師さんが出てきて、胃ろう一式と、新チューブの資料が渡された。
看護師さんに、このまま大学病院で診てもらいたい気持ちで、
「寒くて、寒くて」と伝えるが、そのまま終了。
本当は、内科の予約変更と診断書の提出などをしなくちゃいけなかったが、会計待ち中に、薬と栄養をいれて帰る事に。
だが、悪寒は続き、気力のみのような状況。
体調が悪くなって、病院から家へ戻るのもよく考えた変な話。
確実に、判断を間違えていた。
事故らない事だけを考えながら運転して帰った。
家について、リクライニングチェアに座ったらそのまま動けなくなった。
そのまま寝ていたようだが、起きてもそのまま動けない。
部屋の温度をあげても、寒さも変わらず。
動けないので、夜の薬も、栄養も入れる事が出来そうにない。
訪問看護に連絡。
二人の看護師さんが来てくれた。
熱を測ると、8度5分。
MRI検査を受けた後具合が悪くなったので、その場合は連絡するように紙を渡されていたので、大学病院にMRI検査を受けて高熱がと連絡をとってくれた。
MRI検査の方からは、MRI検査後に高熱はMRI検査と関係がある話は聞いた事がないで終わった。
看護師さんが、訪問診療の病院に電話で先生と症状を話し、
薬を出して貰えた。
訪看さんが、訪問診療の病院まで薬を取りに行ってくれた。
その薬と、定期薬、栄養を注入して、訪看さんは帰っていった。
その後も8度台の熱はあったが、次の日の朝には熱は下がっていった。
抗がん剤投与中に悪寒が出てきたのに、ナースコールしない。
耳鼻咽喉科の看護師さんにも、悪寒を伝えないなど、判断間違いの多い一日となった。
この反省は、若干入院中に生かされる事になるが、
二日連続で、ダウンした入院2日前が終わった。
次からは、体調が悪くなったら、運転して帰らないようにします。たまたま事故を起こさなかっただけだと思います。