いつぶりだろう・・・
お風呂に浸かろうと思った。
今年の5月には、爪周囲炎(爪真菌症)に羅漢。
それ以降は確実に浸かっていない。
痛みが激しい時は、
シャワーですら大変だったなぁ
今もまたしもの真菌炎に羅漢中。
寒くなって来た事もあるし、久々にお風呂に浸かろうと、お風呂自動ボタンを押した。
いつもなら、「もうすぐお風呂が沸きます。」となるコールが鳴る時間なのに、鳴らない。
お風呂に行ってみると、お風呂に水が2割ぐらいで止まっていた。
「ん?」と思いながらも、再度お風呂自動ボタンを押して待ってみた。
しばらくして、お風呂を見に行くと、またしても止まっている。
お風呂に3割ぐらい貼っているお湯から湯気が出ていない。
手を付けてみると、お湯ではなく水だった。
暫く使ってなかったので、給湯器が壊れたのだろうか?
明日、賃貸管理会社に電話しないとなぁと考えた。
シャワーは昨日も使っていたので、シャワーだけでも浴びようと思い。
胃ろうを保護する為に着けているコットンを剥がした。
裸になる前に、「シャワーのお湯も出ないのでは?」と今更ながら気が付いた。
お風呂に行き、シャワーを捻るがお湯は出ない。いつまでも冷たい水が出続けた。
これは困った。
通常であれば、今日はシャワーを諦めて、明日管理会社に電話すれば良い。
自分は、毎日シャワーを浴びないといけない理由があった。
皮膚科の先生に聞いた真菌の説明。
真菌は、どこにでもある菌。
免疫力が低下している時には、感染してしまう。
24時間ぐらいで、菌が定着してしまうので、一日一回洗い流しましょう。
そんな理由で、自分は一日一度は、
シャワーを浴び、危ない菌は流さなければならない。
健康な人が、「何日お風呂に入っていない。」と言っているのが羨ましいくもある。
それだけ、免疫力があると言っているのと同等に感じる。
24時間の管理会社連絡先があったはずと、その知らせのプリントを取ろうと立ち上がろうとした。
すると、肌着に血のシミが
胃ろうから出血していた。
こんな時にかと焦るなか、
ティッシュで止血。
管理会社に電話。
「お風呂のお湯がでません。」と伝える。
マンション名を聞かれるが、上手く伝わらない。
咽頭再建手術の合併症で、活舌が絶望的に悪いので。
「障害で、活舌が悪いです、すみません。」と謝った。
謝る必要性があったのかとも思っうが、
管理会社の男性は、
「そんな事ありませんよ。」と
優しく言ってくれた。
謝らなくても良いですよという意味で言ってくれたのか、それだけで心が救われた。
それでも、マンション名は伝わらない。
管理会社の人が、
「郵便番号を教えてください。」
これで、ようやくマンション名と部屋の番号が伝わった。
管理会社の人は、
「給湯器の緊急で来てもらえる契約に入っているマンションですので、今から言う電話番号に電話してください。」
またしても、別の人と話さないといけないのかとも考えたが、電話した。
電話を受けた女性が、
「キッチンのお湯はでますか?」
確認すると出ない。
女性は、
「ガスコンロに火は着きますか?」
確認すと、火が着かない。
女性は、
「給湯器ではなく、ガスが止まっています、こちらでは対応できませんでのガス会社に電話して下さい。」
「マンション全体ではないのですかね?」と聞くと、
「それは管理会社に電話してください」と回答が来た。
ガス会社に連絡では、確実に明日以降になってしまう。
ちなみに、
時間は夜の21時過ぎの出来事。
銭湯や、なければスーパー銭湯に行けばと思う方もいるでしょう。
自分は、胃ろうの為、
先生に行く事を禁止されている。
胃ろうは、お腹に穴が開いている状態。
複数人が利用する温泉などは、細菌によりそれこそ感染してしまうと。
一人で自宅で入る分には良しとされています。
ちなみに同様の理由で、海も禁止です。
話は戻って、管理会社にもう一度連絡。
先ほどの男性が、電話に出てくれた。
事情を説明すると、
「それなら何とかなるかもしれません。ガスのスマートメーターを見に行って下さい。」と
外に出て、
ガスメーターボックスを開けると、
スマートメーターの一部が点滅している。
点滅している事を伝えると、
「まず、キッチンのガスの元栓を閉めて下さい。」と。
ガスメーターボックス内にある隣の家のスマートメーターを見ると、そちらは点滅していなかった。
これは、何とかなりそうだとこの時点で期待出来てきた。
家に戻り、
キッチンのガスの元栓を閉めると、
「スマートメーターに戻ってください」と。
ガスメーターボックスに戻ると、
「解除ボタンを押してください」と。
「どのボタンですか?」と尋ねると、
「もしかしたらカバーがしているので、外す必要があるかも?」と。
薄暗いなか、全体を見るがカバーがしてある箇所は見当たらない。
点滅している個所がボタンぽいので、
押してみるが駄目。
長押ししてみると点滅が止まった
ガスの元栓を開けて、ガスを付けると、火が着いた。
管理会社の男性は、
「これで大丈夫です。」
「スマートメーターは、地震や、長時間ガスが使用され続けていると自動で止まります。」
「同じ事があっても、今回のやり方で大丈夫です。」
今回なぜ自動で止まったのか今直ぐは、管理会社の人に聞いても分からないだろう。
「もしも、何度も続く場合は、管理会社で調べてもらう事は出来ますか?」
と聞いた。
管理会社の男性は、その時はと答えが。
お風呂に浸かろうと思ってから、一時間が経っていた。
ガスが復旧したので、シャワーが利用できるという喜びと。
活舌に問題がある自分に、聞き取れない所もかなりあっただろうに、
優しくやり取りしてくれた管理会社の方に感謝した。
そして、シャワーを浴びで、真菌退治の薬を塗る事が出来た一日が終わった。
先ほどお昼に、ガスメーターボックスで、スマートメーターの写真を撮ると、
あの時は、暗くて分かりませんでしたが、
点滅していて、押したボタンには、「復帰ボタン」と書いてありました。