退院直後の6月の話。

 

入院時にお世話になっていたのが、

吸引。

 

 

1月10日の手術にて、咽頭を取り、

再建手術を受けた。

 

今咽頭の代わりになっているのは、元右太ももの筋肉。

 

右太ももが、咽頭の代わりをしている事は、今も不思議な感覚だ。

 

 

手術時に、気管切開もあり、カニューレに吸引が毎日数回行われた。

 

口内も、膿が大量発生し、吸引のお世話に。

 

気管切開が終わった後も、口内の膿とりに、吸引は続いた。

 

 

退院後も、吸引は必要となった。

 

 

退院後に、吸引機は、用意された。

 

 

訪問看護ステーションから、

無償でレンタル。

 

期間は、ずっと使っていいいと。

 

 

退院後から、体調を崩し、通常レンタルの金額を調べたり、

購入するならと金額を調べたりをネットでも出来ななかった。

 

 

無償でに対して、感謝の気持ちを表した記憶も無い。

 

失礼な話だ、気遣いする気力も無かった。

 

 

しかも、退院に合わせて、用意して貰え、切れ目なく吸引出来た。

 

本当に助かった。

 

 

吸引カテーテルは、大学病院で使用してた物と同じ物を訪問診療先に今後継続して用意してもらう事に。

 

後で知ったが、一般的な吸引カテーテルは、フニャフニャのやつらしい。

大学病院で使用していた物は、カチカチのやつ。

これも、自分の慣れている物という希望を叶えてくれた。

 

 

自分としては、感謝しきれないぐらいの在宅医療の環境を作って頂いた。

 

 

一方で、本人は、体調悪化と共に、在宅医療の不安は消えなかった。

それもまた紛れもない真実だった。