大学病院にて、主治医に写真を見せながら指の件を伝えた。
ステロイドが処方された。
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル軟膏。
主治医は、
「抗がん剤が原因なら、ステロイドで治るでしょう」
「今使っているゲンタマイシン軟膏と混ぜて使って下さい。」
「皮膚科に診てもらいましょう。」
「次の受診は、いつ?」
「次の通院時に、皮膚科に診てもらうよう受診日を変更してください。」
「早ければ早いほどいいですが。」
「抗がん剤は、今日も投与しましょう。」
主治医の「治る」発言に勇気を貰った。
「治る」って滅多に言われないので。
しかし・・・・
受付で、一日でも早い日でと、皮膚科の変更希望を伝えたが、
予約は埋まっていて、
9月初旬の受診日を、8月初旬にしか変更出来なかった。
一か月先なんて、遅すぎるよ・・・
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル軟膏は、強めのステロイド軟膏。
ステロイドは作用の強さは、五段階。
1. 弱い(weak):プレドニゾロン、ヒドロコルチゾン酢酸エステルなど
2. 普通(medium):プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、トリアムシノロンアセトニドなど
3. 強い(strong):ベタメタゾン吉草酸エステルなど
4. とても強い(very strong):モメタゾンフランカルボン酸エステルなど
5. 最も強い(strongest):クロベタゾールプロピオン酸エステルなど
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルは、4. とても強い(very strong)。
抗がん剤投与中に、薬剤師が使用するにあたって説明に来た。
「強い薬です。」
「症状改善後は、できるだけ速やかに使用を中止すること。」
今日の右手中指。
痛みます。
今日の左手中指。